こんにちは。見習い研究員のHIROです。
前回、親切には体力が大事という話をしました。
その中で「運動はなんでもいいですよ」と書きましたが、「それだと何をしたらいいかわからない」「歩くとか筋トレとかつまんない」という意見があるかと思います。
今回は具体的に親切な人になるための運動をご紹介します。
親切な人になれる運動とは
長時間できる
体力をつけようとしたら、運動時間は多いに越したことはありません。
さっと終わるような運動では、瞬発力はついても持久力がなく、親切の選択肢は少なくなってしまいます。
そもそも長時間できることが前提のスポーツを選びましょう。
相手がいる
親切に活用するとしたら、人間を相手にする運動が望ましいです。
相手目線が重要であること、相手の状況を理解する必要性は繰り返しお伝えしてきた通りです。
人間を相手にして行う種類の運動であれば、この点を鍛えるのにピッタリです。
工夫する余地が大きい
いつも同じ親切が通用するとは限りません。
そのため親切には創意工夫や臨機応変さが求められます。
これをやったらいいとか、この点が強いやつが勝つといった、工夫の余地が少ない運動は親切をする力を伸ばすのに大きな貢献は期待できません。
おすすめの運動3つ
球技
サッカーやバスケットボールなどが良いです。
参加者が複数で、リアルタイムに攻守が入れ替わる。相手のみならず自分のチームの状態も把握しておく必要があり、複雑な視点を考慮することが求められます。
しかも状況が頻繁に変わるので、自分もプレーヤーとして動き回らなければいけません。
そして制約はありますが、自分の行動で状況を良くも悪くもできる。結果が点数や勝ち負けでフィードバックされるのも、今後の改善に役立てることができるので大変良いです。
球技は頭脳と体力の両方が同時に要求される、親切のためのスポーツだと思います。
武道
剣道や柔道、そのほかに格闘技も入ります。
相手の状況を読みながら、自分の体の使い方を考えて動かす。
親切という視点から見た武道の素晴らしさは、集中力を鍛えることにあります。
相手からの攻撃を受けるというストレスフルな環境下で、冷静な視点で状況を判断し、自分の持っているリソースを適切に使うにはどうしたらいいか。
相手の行動や自分の感情に惑わされることなく正しい判断を行うには、目的に応じて意識を集中させることが必要です。
相手や自分に対して集中できれば、親切をするタイミングやチャンスを見逃すことはないでしょう。
ウォーキング
手軽にできるという点で素晴らしいのが、ウォーキングです。
体への負担も少ないですし、道具もウェアとシューズくらいで、多くを必要としません。
対人スキルを伸ばすことについては、街中を歩くことで解消できます。
行き交う人やお店、住宅街、公園。人の様子を観察しながら歩けばOKです。
「どこかに困っている人はいないかな」「親切ができそうな状況はないかな」という意識で歩きながら、ヒントはたくさん見つかるでしょう。
場合によっては運動を中断して親切を実践するのもありです。他の運動と違って、親切の現場とつながっているのは、都合が良いですね。
まとめ
親切は相手があってのもの。
相手があるようなスポーツは、親切に必要な能力を伸ばしてくれます。
もちろん親切そのものについても考えたり学んだりした方がいいですが、実践することはもっと大切です。
今回の記事が「もっと鍛えて親切をたくさんしたい!」という方のお役に立てれば幸いです。
ではまた!
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