体力をつけて親切な人になろう

サイクリングを楽しむ老夫婦

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

何をするにも、健康は大切。中でも体力がないと活動が続かなかったり、そもそも動こうという意欲が湧かなかったりしますよね。

今回は親切に体力がどのように関わるか、そして体力をつけるにはどうしたらいいか考えます。

目次

体力と親切

体力がなければ親切はできないか

体力がゼロで親切はできないでしょう。

しかし、それほど多くの体力が必要かと問われたらそうではありません。

そもそもこれまで紹介や提案をしてきた親切は、どれも日常生活の一部もしくは延長でした。

つまり普通に生活できれば、親切はできるのです。

体力が増やす選択肢

一方で体力があれば選択肢が広がるというのも事実です。

重いものを持てる、長い時間手伝うことができる、フットワークが軽い。

全て体力があってのことです。

また同じ親切であっても、体力でその質や量が変わってくる場合があります。

例えば荷物を持つという親切も、体力がある方が重いものを運べますし、長く持ち歩くことも可能になります。

どこに体力を使うのか

「そりゃ体力がある方がいいだろうけど、それが大きな問題なの?」

「ほとんどの親切が体力使わないんだから、体力なんて関係ないんじゃ?」

そう思われるのも自然なことです。実際一つ一つの親切で差は生まれません。

先程の例でいえば、重い荷物を持てるかどうかより、荷物を持ってあげる気持ちがあるか、実施に助けを申し出ることができるか。後者の方が重要です。

しかし私たちは1日のうち、一つの行動しかしないわけではありません。

学校で勉強したり、会社で仕事をしたり、趣味のこと、友人や家族と過ごすこと、様々な活動を行なっています。

これらを全て満足するように行うためには体力が必要なのです。

多くの人は自分の生活を優先させますし、しんせつラボでも自己犠牲はおすすめしておりません。

だから体力に余裕が必要なのです。

体力をつけるにはどうしたらいいか

では体力をつけるために、具体的に何をどうしたらいいのでしょうか。

体力があるとはどういうことか

そもそも体力があるとはどういうことなのか。

簡単に表せば以下の式になります。

体力がある=やれること>やりたいこと

つまり自分のやりたいことが全部できて、なおかつ余力がある。そんな人は体力があると言えます。

この余力を親切に使うわけです。

もちろん、やりたいことを減らすというのも体力を増やす方法の一つです。

しかしその場合は限界があります。人間には少なくとも睡眠や食事などの生理的欲求がありますし、それ以外にもしたいことを持つのが普通だからです。

自己犠牲は良くありません。自分のやりたいことも十分に行いつつ、親切な人を目指した方がいいと思います。

体力をつけるためのポイント

やれることを増やすには、健康で活力がないと始まりません。

では健康になるためにどうしたらいいのか。もちろん病気や怪我の場合にはお医者さんに診てもらうとして、自分で何かできることはないか。

ということで改善しやすいところから順に考えていきましょう。

食事

健康にとって、毎日食べているものを変えることほど簡単な方法はありません。

しかしどう変えればいいかは、簡単でないのが困ったところ。

試しに「健康 食事」で検索してみると、無数の広告と食事に対するアドバイスが現れます。

栄養のバランスを考えましょう、〇〇を食べましょう、〇〇を減らしましょう。中には対立するアドバイスもあります。

これは人によってベストな食事が違うからです。

例えば鶏卵はスーパーフードと言われるくらい栄養豊富ですが、世の中には卵アレルギーの人がいるので万人におすすめできるものではありません。

また食事には好みがあるので、どんなに健康に良くても食べたくないという食材もあるでしょう。

このため食事を変えるためには、勉強とテストが必要になってきます。

まず勉強ですが、信頼性の高い情報源で行いましょう。

食事については厚生労働省や農林水産省のサイトで科学的な検証を経て概ね正しいと思われるアドバイスを数多く公開しています。他にもアメリカやイギリス、EUなど各国政府、WHOなど国際機関なども多くの研究結果を公表しています。

次にテストです。これは勉強内容を元に自分自身で試すことを指します。

というのも科学に絶対の再現性はないからです。研究結果で良いとされる方法も、あくまで多くの人に有効だったというだけです。あなたに有効であるという可能性は、もちろん適当にやるよりは高いのですが、100%というわけではありません。

しかし何もしなければ状況が変わる可能性はかなり低いです。改善するには行動を起こしましょう。

運動

ハードなものは必要なく、毎日歩けばいいと思います。

あとは筋トレでしょうか。器具は必要ないです。腕立てふせやスクワットなど自重トレーニングで十分効果あります。

先程の食事と違い、運動は比較的正解がわかりやすいです。

問題なのはどうやって実施・継続するかということ。

日常の中に取り入れることができればいいですが、楽をしたいのが人間。なかなか難しいものです。

睡眠

休息と成長のためには睡眠が重要です。

これも個人差が大きいところではありますが、絶対的に必要なのが「時間」です。

眠る時間を確保できなければ、必要な睡眠を取ることできません。

まずは睡眠時間を確保するところから始めましょう。

それができたら質を高める工夫をする段になりますが、困っている時には睡眠外来を利用するのも方法の一つです。というのも睡眠は意識がないため、自分で改善の手がかりを見つけるのが難しいためです。

睡眠改善のガジェットやアプリもありますが、まだまだ不正確なものが多く、良いものは高価です。

できることから始めよう

状況は人によって違うと思います。

しかしどんな状況でも改善しようとすることはできるでしょう。

「運動は大変だし、食事も好きなもの食べたい。だから何も変えられない」

そういう方もよくよく検討してみてください。

通勤時のエスカレーターを階段に変える、歩く速度を早める。これだけでも良い運動です。

加工食品から、好きな野菜や果物に置き換えてみる。これだけでも良い食事に近づきます。

「何か変えられないかな」と思うこと、可能性を探すことが大切です。

まとめ

体力をつけて親切をするには…
  • できることを増やす
  • 健康になるための努力をする
  • できることから小さく始める

体力は大切。それは、親切な人になるためにも。

頭ではわかっていても、なかなか行動できてない人が多いと思います。

でも完璧にやる必要はありません。

ここまで記事を読んだのも何かの縁と思って、まずは一つやってみませんか?

今回の記事があなたの体力を強化するのに少しでも役立てば幸いです。

ではまた!

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