「自分は親切にされたことなんて、ほとんどない」
そう考えてはいないでしょうか。
確かに日々過ごしていく中で、心に残るような親切を受けることは少ないかもしれません。
でもそれを持って「親切にされたことがない」は正しいとは決められないかも。
今回は自分に行われたかもしれない「見えない親切」を考えることで、他人の親切を感じる方法をご紹介します。
見えない親切とは
世の中にはいろいろな種類の親切があります。
その中の一つが「見えない親切」です。
どんなものか以下ご説明しましょう。
自分に知らされない
自分に知らされなければ、親切を感じることは難しいです。
親切な人によくあることですが、こっそり隠れて親切をします。
過去や遠い場所で行われた
時間や場所が離れていれば、これも親切が見えにくい原因になります。
何気なく使っていたものや状況が、過去の人たちの努力によって作られたものであったとしても、それを知る術がなければ親切を感じることは難しいでしょう。
自分が理解できない
相手の行いについて、それが何であるか理解できなければ、親切を感じられないかもしれません。
こちらの知識や経験の不足、あるいは相手視点だから気づくことなどの要素によって、理解に差が生まれます。
見えない親切の見つけ方
見えない親切は、こちらの認知の範囲外で起こるため、見つけることが困難になっています。
しかし完全に無理ではありません。
以下見えない親切の見つけ方をご紹介します。
起きたら嫌な出来事を想像する
起きたら嫌な出来事はないか、想像してみましょう。
誰かがこちらに親切をしてくれているのであれば、その結果として嫌な出来事が起きていないはずです。
つまり今うまくいっていること、何も起きていないことがないか、考えてみます。
周囲の人に聞く
自分に親切をしてくれた人がいないか、周囲に聞いてみましょう。
いくら親切な人が自分の行為を隠そうとしても、完全な秘密は無理です。
誰かが知っている可能性が高いので、雑談の中でさりげなく聞き出しましょう。
由来を調べる
気になるものがあれば、その由来を調べてみるのもいいです。
普段、自分を助けている物事はどこの誰が作ってくれたのか、どういう経緯で出来上がったものなのか。
自分に親切をしてくれるのは、何も生きている人間とは限りません。
過去を探せば、未来に生きる私たちに向けて親切をしようと貢献してくれた人たちがたくさん見つかります。
注意点
見えない親切を見つける時の注意点もお伝えしておきましょう。
全てを知ることはできない
自分にしてもらった親切を全て知ることはできません。
どんなに頑張っても、追跡できないことはあります。
なので自分が調べた結果、思ったより親切にされていないと思っても、それが全てではないことは頭の片隅に置いておくといいでしょう。
想像するだけでもOK
聞いたり調べたりすることは大変です。
時間がない時、面倒だと感じた時は想像するだけもOKです。
想像するだけで自分の参考になります。
また、今後親切に気づきやすくなるでしょう。
まとめ
・見えない親切はあり得る
・調べたり、聞いたりして知ることはできる
・想像するだけでも親切さを感じるきっかけになる
ではまた!
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