忙しいけど親切したい人の時間術

机の上に時計やノート、筆記用具が置かれている置かれている

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

親切な人は忙しいです。

周囲から頼られて色々な仕事がやってきます。

引き受けることにやりがいと喜びを見出すのが親切な人の特徴です。

しかしそんなことを続けたらあっという間に時間がなくなり、疲弊してしまいます。

そこでおすすめしたいのが「親切な時間術」です。

目次

親切な時間術とは

普通の時間術は「効率化」と「停止」について書かれたものがほとんどです。

こうすると時間が短縮できる、これをやめれば時間が作れる。

ただしそこには時間を作ることが目的となっており、そのほかの価値は考慮されていません。

一方、親切な時間術は親切を行うことが目的であり価値です。

これを実践することで親切と同時に時間を上手に使えるようになります。

断る

他人の困りごとを全て引き受けていたらいくら時間があっても足りないです。

断りましょう。

判断するのが難しければルールを設けて、機械的に断るようにするといいです。

抱えているタスクが3つ以上になったら引き受けない。今はできないがいつならできるか提案する。

またルールを事前に周囲に伝えておくのも親切です。

確かに親切は相手に合わせることが大切ですが、相手に合わせすぎると却って相手のためになりません。

こちらのできることが限られていることを認め、相手にもそれを伝えていきましょう。

他にもPCやスマホの通知をオフにして依頼そのものを見ないのも有効です。

頼まれると断りづらいのは確かです。

であればその頼みを自分が認知しないようにコントロールすること。

あなたを頼りにしているのが一人とは限らない以上、リソースの配分は慎重に行う方が良いです。

優先順位をつける

頼まれた順や頼んできた人によって親切を実行していくのは必ずしも効率的ではありません。

すぐにやることは大切ですが、一呼吸入れて整理してみましょう。

闇雲に行うより無駄が省け、結果としてより多くの親切ができるようになります。

また普段から優先順位をつけると、親切を行う際に「これは今必要なことなのか」「いつまでに行えばいいのか」といった情報を集めるようになり、時間術の精度が向上していきます。

何もしない時間を作る

隙間があれば埋めたくなるのが人情です。

しかし親切をするためには時間が必要。

であればあらかじめ時間をとっておくことが有効な時間術となり得ます。

全く何もしないことに抵抗がある人は、タスクの時間を2〜3倍で見積もるのをおすすめします。

余裕を作れば親切のクオリティが上がりますし、緊急対応もしやすくなります。

無駄な時間を削る

意味や効果がない時間を探し、無くすようにしましょう。

これは親切でさえ例外ではありません。

「この時間は〇〇さんのために使おう」と考えると、「親切なんだから行うべきだ」となってしまい、思考停止してしまいます。

一つの親切を行うことは、他の親切を一つしないことと同じです。

あなたの時間を有効に使いたいと思うなら、親切でさえも厳しく吟味すべきです。

もちろん動画やニュースをダラダラ見てしまうとか、意味や目的が不明な飲み会に出席するとか、明確な無駄を先に無くしたほうがいいでしょう。

まとめ

親切な時間術
  • より良い親切を行うのが目的
  • 効率化や停止によって親切を促進
  • 最初に行うのは無駄をやめること

時間をうまく使うためにテクニックは重要です。

しかしもっと大切なのは「何のために」という目的意識です。

自分の行動が、目の前の相手にどのようにどれくらい役に立つのか。

今回の記事があなたの時間の使い方を良くすることに少しでもお役に立てば幸いです。

ではまた!

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