こんにちは。見習い研究員のHIROです。
以前、何にでも使える親切はないという話をしました。
しかし万能とまではいかなくても、何か方法があるのではないでしょうか。
ということで今回は「能力」という視点から、親切のための工夫を考えます。
基本的な考え方
「万能≒広く使いやすい」という観点から、その能力は次のような特徴があると予想されます。
多くの人が苦手
実践するのに難易度が高いもの、うまくこなせないもの。
こうした多くの人たちが苦手とすることができると親切につながりやすいです。
代わりにやってあげるのも良いですし、やり方やコツを教えてあげるのも役に立ちます。
行うのが大変
時間がかかること、面倒なこと、量が多いこと。
実行するにあたってこうした特徴があることを、率先してできる人は親切な人と評価やすいでしょう。
手伝ってあげたり、少しでも楽にできる方法があれば伝えるのも良いですね。
広く使われている
苦手だったり大変だったりはするものの、その能力自体は世の中に広く使われているはずです。
またそうでなければ多くの人の役に立とうにもニーズが少ないため、能力を活かして親切をするという機会に恵まれなくなってしまいます。
この能力があれば、時間や場所、相手すら選ぶことなく親切ができるでしょう。
具体例
ではその条件に当てはまる能力は何か、日常の中から探してみました。
生活
食事のこと、清掃や整理のこと、洗濯のこと。
日常生活を送る中で、こうした基本的な能力が高い人は親切もしやすいでしょう。
というのも生活関連の作業は広く世間で行われています。また、いずれも技術を高めようとすると果てしなく、家族がいれば量が増え、毎日繰り返さなくてはいけないので面倒です。
中でも親切における汎用性の高いものを以下ご紹介します。
整理整頓
生活における最強スキルの一つです。
なぜならこの能力が高ければ、部屋の中が必要なものだけでまとまります。
余計なものがなければ、余計な作業は最小限になるでしょう。
結果として時間や労力、お金が節約され、さらに生活における満足度も上昇。
ほとんどの親切で役立つ能力の一つと言えるでしょう。
買い物
これも身につけておくと生活の満足度が上がるスキルです。
買い物の能力が高い人というのは、単純に安いものを買うのではありません。
価格と価値を比較してコストパフォーマンスがいいものを買います。
料理
食欲を満足させるだけでなく、心身の健康や人間関係にまで影響する重要スキルです。
作ることはもちろん、料理にまつわる様々な知識を活用すれば、広く親切に使えます。
実践と学習のチャンスが毎日ある上に、美味しいか不味いか自分自身でかなり客観的な評価を得られる稀有なジャンルです。
仕事
日々の生活の糧を得るために働いている方は多いです。
働くと様々な能力を使いますが、中でも親切で使いやすいものを上げましょう。
コミュニケーション
仕事における最重要スキルです。
企業が社員に求めるスキルでも常に上位をキープしています。
親切のきっかけを作り、親切の遂行にも役立つ汎用スキルです。
問題解決
親切の中核をなす能力が、この問題解決力です。
何が問題か把握し、何を変えればいいのか、どう変えればいいのかを的確に導き出します。
これがあると人生イージーモードですね。
根性
体力と精神力が備わった日本古来(?)の複合スキル。
どんな素晴らしい能力も発揮できなければ、親切へと至りません。
能力を発揮するためには、やり遂げる体力と諦めない精神力が必要です。
まとめ
誰かの役に立つ能力があれば親切はずっと行いやすくなります。
親切を行うには何らかの力が必要です。
今回はそうした能力の大枠をお伝えしました。今後はさらに具体的なお話ができればと思います。
ではまた!
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