こんにちは。見習い研究員のHIROです。
今回は買い物・実践編②として飲食店とネットショッピングでの親切を考えていきます。
前回が基本で、今回は応用・発展の話になります。
実践編②飲食店・ネット
飲食店での親切
まずは飲食店の特徴を挙げます。
・商品をその場で消費する
・滞在に価値がある
・利用の自由度が高い
ではこれらの特徴に対して、どんな親切をしていくのか、以下解説です。
心地よい消費を助ける
飲食店ではお店の雰囲気や料理など、さまざまな物やサービスを消費します。
これに対して親切を行うには、消費を気持ちよく行わせてあげることがポイントです。
といっても難しいことはありません。
あなたもお店の料理やサービスを楽しんでください。
それだけです。
ただし、お店の雰囲気に合う範囲で、という条件がつきます。
例えば静かな雰囲気のお店なら、騒ぐのは場違いです。反対に賑やかなお店で沈んでいるのも場違いです。
周囲に影響を与えない
お店は自分だけがお客さんではありません。
周囲が不快になるようなことは慎みましょう。
例えば声の大きさや話している内容、香水や制汗剤の匂い、食事マナーなどは多くの人が気にするところです。
他人の自由を尊重する
自分が親切に振る舞おうとするあまり、他人の至らない部分が気になることもあるでしょう。
しかし、他人はコントロールできません。
気にするだけ、あなたの注意や時間が損なわれるます。
もし声がうるさかったとしても、それを注意するのは店員さんの役割です。
何か理由があるのだなと想像して、自分の楽しみに集中しましょう。
ネットでの親切
次にネットの特徴を挙げます。
・オンラインで取引を行う
・店員さんや他のお客さんを気にしなくて良い
・時間や場所が自由に選べる
ではこれらの特徴に対して、どんな親切をしていくのか、以下解説です。
わかる範囲で利用する
ネットを利用するにあたって重要なのは、自分で利用するということです。
全てを理解することは難しいですが、何か困ったことがあった際に、自分で調べて対処できることが求められます。
反対に、よくわからないまま利用してお店や周囲の人たちに迷惑をかけてしまうのは避けたいところです。
例えば自分の理解不足をお店のせいにしてクレームを入れる、簡単なことでも自分で調べないまま人に教えてもらおうとする。
こういったことを回避するだけでも、かなり親切と言えます。
向こう側に人がいることを意識する
ネットでは人の顔が見えないので、気楽に買い物ができます。
よほど変なことをしない限りは、他のお客さんに迷惑をかけることもないでしょう。
一方で商品レビューや問い合わせフォームで感情的なコメントをたまに見かけます。
実店舗と違い、不明点や不満があっても店員さんに確認できないため、コメントが一方的になりがちです。
もちろんお店側の不手際という場合もありますから、レビューで批判したり問い合わせをしたりすることは何の問題もありません。
ただ、実際に面と向かってそれを言えるのか。また自分がそのメッセージを受け取ったらどう思うのか。
ちょっと時間を空けて考えてみたら、メッセージ自体不要だったとか、自分で解決できる問題だったということもあります。
送信する前に少し考えることが親切な態度につながります。
現実世界と調和させる
スマホの普及で時間や場所に制限されず、ネットを利用することができるようになりました。
一方で利用が行きすぎている面が見受けられます。
特に問題なのが健康面と人間関係への影響です。
スマホやネット自体は全く悪くないのですが、ハマりすぎてしまうと睡眠時間を削ったり友人や家族と過ごす時間を減らしたりしてしまいます。
24時間買い物ができるというのは本当に便利です。
しかし24時間タイムセールに参加できる環境でもあります。少しでもお得に買い物がしたいと思うあまり、ずっとショッピングサイトに張り付いている人もいます。
親切を行うためにも、そうした自分自身を損なう行いはなるべく少なくしたいものです。
まとめ
今回は親切の中でもこちらから何かをする動的な親切ではなく、周囲に合わせる静的な親切をご紹介しました。
買い物は楽しいものです。
リアル店舗でも、オンラインでも、何かを買うことは価値を手に入れることですから。
そんな買い物をしながら親切ができたら、何倍も得した気持ちになります。
今回の記事があなたの買い物をちょっとでも楽しくするのに役立ったのであれば幸いです。
ではまた!
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