こんにちは。見習い研究員のHIROです。
以前、人の親切が受け取れない時に試して欲しいことをいくつか書きました。
今回はもっと具体的に、親切を受け取るためのトレーニング方法をご紹介したいと思います。
人から受ける親切の効用
トレーニング方法について話す前に、親切を受けられるとあなたが受けられる効用について解説します。
親切を受ける側の視点が持てる
親切な人は親切を受けたがりません。
それはそれで立派なことですが、そのせいで親切を受ける側の視点が持てない人は多いです。
せっかく親切をしても、それがどんなふうに受け止められるかがわからなければ、かえって迷惑や負担となってしまいます。
他人の親切を受けることで、自分の親切を改善するヒントがもらえるのです。
他人が好きになる
通常、親切にしてくれた人には好意を持つことはあっても、嫌な気持ちはしないものです。
相手の親切を受けることで、相手との関係が良くなり、あなたの心理状況が快適なものになるでしょう。
自信が持てる
誰かから親切を受けるということは、あなたが尊重されているという証です。
尊重されるだけの価値があると実感できれば、それは一種の自信につながります。
親切を受けるトレーニング①
リアクション
親切を受けるときに最も重要なのは、親切を受け入れる姿勢です。
つまり親切をしようとしている相手に「ありがとう」「お願いします」と伝えるのです。
だから相手に対するリアクションはとても大切。
親切を受けることが苦手な人は、リアクションができずに反射的に断ったり何と伝えればいいのかわからず沈黙したりすることがとても多いです。
と言ってもリアクションは無数に存在します。以下に重要なものを3つあげておきました。
感謝する
相手が近づいて何か話をしたら、まずは「ありがとう」と感謝の意を伝えましょう。
あなたに話しかけること自体、感謝の対象です。
というくらいの気持ちで、自動的に伝えてしまって構わないのが感謝です。
お互いにとって何のマイナスもありません。どんどん感謝しましょう。
感謝の言葉が親切を生み出しやすくします。
YESと言う
信頼できる相手の提案は積極的に受け入れていきましょう。
もちろん提案内容は吟味する必要がありますし、わかりやすい話だからすぐ乗っても良いというわけではありません。
それなりに考える必要はありますが、相手を信じて「YES!」と言うことも同じく必要です。
動作で伝える
うなずき、会釈、OKサイン。
動作であなたの態度を明確に伝えましょう。
相手の何気ない親切に対して、笑顔とこれらの動きで、感謝とともに親切を受け入れると表明するのです。
時には言葉よりも雄弁にあなたの気持ちを伝えることができます。
ぜひ毎日少しずつでいいので、こうした動作を行うようにしてみてください。
相手の反応に変化があったら、あなたの動作がうまくいっている証。
コツは回数をこなすことです。そして相手の様子を確認すること。
意外かもしれませんが、自分がサインを出すことによって、相手の小さなサインや仕草に気がつくようになります。
まとめ
今回は親切を受けるためのトレーニングとしてリアクションについてご説明しました。
普段、私たちは感謝や返事などできていると思っていますが、実はそうではないことが多いです。
今回解説したポイントだけでも意識していただければ、きっと親切にしてもらう機会が増えるかと思います。
ではまた!
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