【電車・おまけ編】具体的な親切を考えてみた【親切の副産物】

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

前回までは電車での親切についてお話ししてきました。

実はこれまでお話した内容を実践していくと、思わぬ副産物が生まれるのです。

今回は親切なあなたに贈られる素敵な(?)プレゼントについてお話したいと思います。

目次

親切なあなたへの報酬

親切をして、自分に何か良いことが起きるなら、とても素晴らしいことです。

それぞれの親切によって起こることは違いますが、今回は電車にまつわる親切への報酬についてお話ししたいと思います。

親切の副産物

その前に注意していただきたいのは、あくまでこれは副産物であるということです。

メインはあくまで人に親切にすること。あなたが親切にしたいと思ったから行うということが大切です。

でなければ、相手から何かを求めるようになってしまい、それは親切はかけ離れたものになってしまいます。

では以下ご紹介です。

車内で快適に過ごせる

これまでご説明したような相手への親切を行うことで、他ならぬあなた自身が快適に過ごせます。

周囲のことを見るようになるので、自然と空いているスペースやシートから降りそうな人を見つけやすくなります。

と言うと「最初からそれを目的に探せば良いのでは?」と思われるかもしれません。

もちろんそうしても構いませんが、当ラボではお勧めしないです。

なぜなら純粋な親切と違って、利得を期待してしまい、実現しなかった時に少なくないストレスを抱えるからです。

他人の親切に気付ける

自分が親切な振る舞いができるようになると、周囲を見る目が変わってきます。

それまではなんとなく見過ごしていた、あるいはなんとも思わなかった行為や態度が、実は親切心に溢れたものだったと気づくことができます。

人の親切に気づくことは、あなたにとてもポジティブな感情をもたらしてくれることでしょう。例えそれがあなたに向けられた親切でないとしても、人が人に親切にしている光景は、見ていて爽やかな気分にさせてくれるものです。

優しくなれる

親切を行うために、車内で人をじっくり見たり人の行動を理解したりすることは、あなたの心のスペースを広げます。

これまでは「相手は悪意を持ってやっているに違いない」と思えたことが、「相手にもそうせざるをえない事情があるかもしれない」と考えの幅が広がるのです。

それは確実にあなたの優しい心を育むことに役立ちます。

「報酬目当ての親切」の是非

一方で、やはりというべきか、こうした考え方には批判があるものです。

ここでは代表的な批判を取り上げ、どう考えたら良いか、当ラボとしての見解をお伝えしたいと思います。

批判をどう捉えるか

「報酬が存在することを承知であるなら、報酬目当ての行為と何が違うのか?」

「それが本当の親切と言えるのか?」

こうした批判は一見的を得ているような印象がします。

これまで述べてきたように、確かに報酬は存在することは事実です。

全ては自分がどうしたいか

過去の記事でも書きましたが、親切は自己満足です。

全ては、あなた自身がどうしたいかに掛かっています。

ありもしない、出来もしない、本当の親切を追い求めるのか。

それとも不完全でも良いから、自分の信じた親切を実践するのか。

全てはあなたの心ひとつです。

まとめ

情けは人のためならず。

相手も自分もより良くなるのが、親切の素晴らしいところです。

ただし、うまくいくことばかりではありませんし、むしろ失敗することは多いでしょう。

でも努力した分、陰になり日向になり、あなたと周囲にきっと報いがあります。

今回のお話が親切をしようとする人の励みに少しでもなったのであれば幸いです。

ではまた!

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