【電車・基礎編】具体的な親切を考えてみた

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

今日はこれまでの理論的な抽象度の高い話から発展し、具体的な親切をご紹介したいと思います。

まずはとても身近な公共交通機関である「電車」での親切について、考えていきます。

目次

基礎編

電車に乗るとはどういうことか

そこから!?と思ったかもしれませんが、まあお付き合いください(笑)

電車を利用する人のほとんどは、電車を使ってどこかへ行く人です。

会社、学校、買い物、旅行。たまに電車に乗ること自体を目的とする人もいますが、概ね移動が主目的と考えていいでしょう。

電車利用のどこに親切の機会はあるか

さて、移動そのものについては、電車を動かすことによって鉄道会社が行ってくれています。

なので移動については特に親切にするポイントはありません。誰かに親切をしたことで、目的地に早く着く、ということは考えにくいですからね。

電車に乗ることによって行うことのできる親切は、移動時間をいかに快適にできるかというところです。

裏を返せば「いかに人を不快にさせないか」ということが重要になります。

不快感を感じることがなければ、電車での移動はかなり快適に感じることができます。

それほど駅や電車内は不快感を感じやすい環境なのです。

駅構内での振る舞い方

駅構内と一口に言っても、その状況は様々です。

例えば、いくつも路線が交差するような大きな駅は、多くの人が行き交っています。

乗り換える人がいれば、駅近隣での買い物、通勤、通学、食事や休憩を取る人もいます。

なのでこうした大きい駅構内での振る舞いの基本は、「人の邪魔にならないこと」です。

様々な目的に向かって移動する人の流れを止めないこと。これが利用者に求められる最も親切な態度です。

道案内や荷物持ちも良いのですが、大きな駅であれば案内表示はこれでもかというくらい細かく設置されていますし、エレベーターやエスカレータなどの機械に加えて駅員さんもたくさんいらっしゃいます。

人の流れがスムーズであれば、それだけ対人トラブルが減り、各人が快適に利用することができます。

なお反対に郊外の単線など小さい駅であれば、親切が必要になる確率は増えると予想されます。しかし、そもそも利用者が少ないので親切を行う機会そのものはそれほど多くはないかもしれません。

電車内での振る舞い方

電車内も状況が様々あります。

朝のラッシュでぎゅうぎゅう詰めということもあれば、同じ路線なのに午後になるとガラガラということもあります。

しかしどのような状況であったとしても電車内での振る舞い方の基本は共通です。

「人を不快にさせない」ことです。

電車は駅構内と違って、移動や振る舞いが制限されています。

例えば駅構内であれば、疲れた時に駅の外に出て駅前の広場や近くの飲食店で休憩を取ることができます。

一方の電車内でそれはできません。混雑していればそもそも座ることができませんし、空いていたとしても車外に出て気分転換というわけにはいきません。

そんな電車内に置いて、さらに迷惑な行動を取る人がいたら、周囲にいる人のストレスはさらに大きくなってしまいます。

その結果、車内で乗客同士のトラブルや体調不良が発生しやすくなります。最悪、緊急停車によって後続の電車が遅れ、同じような事態が連鎖的に起こることだってあり得るのです。

電車内で親切な振る舞いを行うことで、こうした困りごとを未然に防ぐことが期待されます。

まとめ

具体的と言いつつ、基礎編ということで、結局抽象的な話になってしまいました。

次回は実践編ということで、今度こそ具体的な、誰でも実践できるような内容をご紹介します。

ではまた!

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