人の親切を素直に受け取れない時に試したいこと

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

当ラボでは親切を増やすため、あれこれ考えています。

しかし親切は行う側と受ける側があって初めて成立するもの。

ということで今回は受ける側の問題について考えていきたいと思います。

目次

なぜ人の親切は受けたくないか

それにしてもなぜ親切を受け取らない人がいるのでしょうか。

意外なことに、親切な人の中にも他人からの親切は断るという人がいます。

ということで原因を考えてみましょう。

自分でやりたい

親切を受けるということは、自分でやろうとしていたことを他人に任せることになります。

自分でやりたいことだった場合、当然ですが相手の申し出を受けることは自分の楽しみや目的を失うことになります。

相手に悪い

自分で簡単にできることを、相手に頼むなんて悪い気がする。

これが相手の親切を断る際に、大抵の人によぎる事ではないでしょうか。

確かに相手を不当に働かせたり、利用したりしていると思うといい気分はしないものですよね。

気恥ずかしい

自分が困っている時であっても、相手から助けてもらうことは、ある種の恥ずかしさが伴います。

これは自分の弱みを相手に見せたり、認めたりすることだからです。

なぜ人の親切を受けた方がいいか

ではそうした背景を踏まえた上で、なぜ人の親切を受けた方がいいのでしょうか。

自分のためになる

単純に自分のためになります。

そもそも人間一人でできることは限られています。

どう考えても大きなことを成し遂げるには、他人と協力していくことが必要です。

親切を受けるのはそのための練習になります。

相手のためになる

親切を行うことはデメリットもあるものの、それ以上に様々なメリットがあります。

ということはあなたが親切を受けることで、その経験を相手にプレゼントすることになります。

相手が親切にしたいと言っているのであれば、少なくとも相手にはメリットが大きいでしょう。

周囲の雰囲気を良くする

人が親切にしている光景を見て、心が温かくなったことはありませんか。

人が人を傷つけるとイヤーな気持ちになりますが、親切には反対の効果があります。

あなたが親切を受けることで、周囲の人たちに安心や心地よさを与える可能性がグッと高まります。

人の親切を受ける方法

このように親切を受けるには抵抗感があるものの、受けることのメリットはご理解いただけたかと思います。

それでは最後に抵抗感を減らすための方法をいくつかご紹介しましょう。

相手に親切をすると考える

相手の親切を受けることが、親切につながる。

こう考えることで、だいぶ利己的な要素は減ります。

実際上記にも書きましたが、親切を行うことは素敵な経験になる可能性があります。

相手にそうした機会を与えることは、親切に他なりません。

メリットを計算する

反対に自分にどんなメリットがあるか考えてみるのも一つの方法です。

「手伝ってもらえれば、30分早く終わるな」

「事情に詳しいあの人から教えてもらえたら、理解しやすいだろう」

気恥ずかしさや見栄を横に置いて、いったんゼロベースで考えてみてください。

メリットがあることを選ぶのは悪いことではありません。

ましてや相手がそれを望んでいるなら、受け入れるのが合理的でしょう。

交渉してみる

相手の提案だから受け入れられない。

ならば自分で提案してみるのはいかがでしょうか。

相手の親切が過剰であるとか、自分のニーズと合わないのであれば、交渉すればいいのです。

「手伝ってくれるの?ただ、この作業は私がするから、あっちの作業を先にやってもらえると助かるな」

「全部運んでもらうのは悪いから、半分だけ持ってもらってもいい?」

自分で考えたことであれば、自分で受け入れられる程度に親切を調整することができます。

まとめ

親切をする側は勇気を出して行動しています。

でも受ける側は、そこまでの勇気を持っていないことがほとんどです。

ただ受ける側に勇気がなくてもいいのです。

知恵と工夫、そして意思があれば、親切を増やすことはできます。

今回の記事があなたの周りの親切な人たちのお役に立てれば幸いです。

ではまた。

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