こんにちは。見習い研究員のHIROです。
親切をする機会を見つけた時に、迷ってしまって結局何もできないということはありませんか。
今日はそんな迷いを断ち切って、親切を行うための方法をご紹介します。
なぜ迷ってしまうのか
親切を行おうとする時に付きものなのが「迷い」。
「後から考えてみると、やっておけばよかった」
「なんであの時うまく言えなかったんだろう」
そんな後悔をした経験をお持ちの方は少なくないはず。
ではその原因をいくつかみていきましょう。
迷惑ではないかと疑う
自分にとって親切でも、相手にとっては迷惑ではないか。
そう考えて二の足を踏んでしまう。
これは相手の状況がよくわからず、おそらくこういうことなんだろうけど、間違っているかもしれないから確認してから親切を行いたい。
そうやって考えているうちに状況は変化し、親切をするタイミングを逃してしまうんですね。
拒絶される恐怖
せっかく親切を申し出ても「いえ、大丈夫です」と言われるのではないか。
もしかしたらもっとひどい言葉や態度で拒絶されるのではないか。
そんな恐怖を感じてしまったら、次の一歩を踏み出すには相当な勇気が必要です。
しかも悪いことに、過去においてこの恐怖が実現したという人も結構いるのです。
親切を素直に受け取れる人ばかりではないということですね。
面倒に感じる
できないことはないけれど、何だかやるのが面倒くさい。
そんなに親切をしてもどんなメリットがあるのか、よくわからない。
今日しかできない訳じゃないし、また今度にしよう。
人間は言い訳の達人です。
単に親切をするのが億劫であったとしても、何か理由をつけて正当化します。
また親切そのものは簡単でも、そのあとについでに何か頼まれたらどうしよう、この後も時間を取られたらどうしよう、など懸念材料はたくさん見つかります。
迷いを断ち切る方法
ではこれらの迷いを断ち切って、親切を実施するにはどうしたら良いのでしょうか。
確認してみる
まずは相手の状況を確認しましょう。
いきなり親切を申し出るからハードルが上がるのです。
あなたがレストランの料理長だとして、いきなり客に料理を出しますか?
何を食べたいか、注文を聞くのではないでしょうか。
親切も同じです。
相手の状況に当たりをつけつつも、直接質問したり状況を確認したりすることで、より適切な親切を行うようにしましょう。
次の行動を決めておく
拒絶されてショックを受けるのは当たり前です。
しかし事前の対策によってショックを和らげることはできます。
その方法の一つが次の行動を決めておくことです。
例えば以下のようなことです。
「もし断られたら、笑顔で謝ってその場から去る」
「もし親切Aが断られたら、親切Bを提案してみる」
人間が大きなダメージを受けるのは、自分ではコントロールできないことや予測していなかったことに対してです。
あらかじめ状況を予測し行動を決めておくことで、「想定外」そのものを減らすことができます。
親切を小さくする
面倒に感じること自体、その親切に想像以上の労力が伴う証拠です。
であれば親切を小さくしてみてはどうでしょうか。
荷物を「全部持つ」ではなく、「一つだけ持つ」
あるいは「終わるまで手伝う」ではなく「1時間だけ手伝う」
親切は完璧に行う必要などありません。
ちょっとでも行うことで、相手の気持ちが楽になり、親切の目的は達成できるのです。
まとめ
親切をすることに慣れないうちは、何をするにもためらいがちです。
それは上記で書いたような理由によるのですが、同時に対策も存在します。
少しずつでも工夫をして、うまくできるようになりたいものですね。
今日はここまで。ではまた。
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