最近はオンラインで人と話すことが増えました。
会議、打ち合わせ、情報交換、説明会、イベント。
これまで対面だと準備や移動が大変でした。
これが離れた場所から気軽に参加できるようになったのはとても便利なことです。
しかも会場が不要なので数十〜数百といった大勢の人が集まることも可能になっています。
一方でオンラインのコミュニケーションには特有の問題もあります。
相手の微妙な表情が見えにくかったり、音声や画像が乱れたり。
参加者が増えれば増えるほどこうした問題は増えて行くようです。
今回は親切を通じてそうした問題を解決し、参加した人が良い気分になるコツをご紹介します。
・オンラインで人と話すのは苦手だ
・大勢で話す時にどう親切にしたらうまく行くか知りたい
なぜオンラインで親切をした方がいいか
多くの人がオンラインで集まる場所で親切をすることには、次のメリットがあります。
目的が達成しやすくなる
親切を行うと、参加者の雰囲気が良くなります。
多くの人がリラックスし、積極的に参加してもいいのだと安心することでしょう。
強いストレスがかかると本来の力が発揮できなかったり、目的の達成よりも不安や恐怖と闘うことに精一杯になったりします。
つまり親切によって良い環境を整えることは参加者を集中させることができ、目的が達成しやすくなると期待できるのです。
満足度が上がる
オンライン会議で大人数が集まると、どうしても1人1人の熱意が低くなる傾向があります。
これは自分の役割や貢献が見えにくくなり、
自分なんていてもいなくても同じじゃないか?
という疑念を抱かせてしまうためです。
しかし親切さを活用してコミュニケーションを工夫することで、こうした疑念を解消し、1人1人が積極的な関わり方をしようと思うことができます。
熱意を持って取り組めば、そうでない時より満足度が上がるでしょう。
自分が主催した際に役立つ
オンライン会議に参加して親切を行った経験は、参加時のみに役立つに留まりません。
自分がオンラインでのコミュニケーションを主催した場合にも大いに役立ちます。
実施する側と参加する側、両方の気持ちがわかって初めて見えてくる課題や工夫のポイントがあるからです。
親切な対応のコツ
次に多くの人がオンラインで集まる際の親切な対応のコツをご紹介しましょう。
トラブルを予測する
オンラインでのトラブルを予測して対応するだけでかなり親切と言えます。
多くの人が集まった場合、大抵はPCスキルやネット環境など前提条件がバラバラです。
その結果、会議やイベントの進行を妨害するようなトラブルが発生します。
しかしトラブルの多くはすでに他のオンライン・コミュニケーションで発生しているものばかりです。
例えば、
・回線の遅延、断絶
・カメラやマイクの不調
・機器の操作ミス
・ログインIDやパスワードを忘れる
・環境音やハウリングなど不快な音
などはよく体験するという人もいるでしょう。
幸い、これらのトラブルは解決法や改善方法が見つかっているものばかり。
ネットで検索したり、すでに何回かオンライン参加をしている人に聞いたりすることで解決することも多いです。
音とビジュアルを活用する
せっかくオンラインという環境を使っているのですから、その特性を活用しない手はありません。
中でも理解を深めるためにオススメなのが「音」と「ビジュアル」です。
例えば打ち合わせをするときに、なんの準備もせずに対面と同じように話をしていないでしょうか。
このときに箇条書きを1シート、イラストや写真を1枚用意するだけで、相手の理解度は全く違ってきます。
また音にも相手の注意を向けさせる効果が期待できるため、スライドでの説明の要所に効果音を入れてみても効果的です。
リアクションをとる
オンラインで話している人の悩みの一つに、「きちんと話が伝わっているのか分からない」というものがあります。
これに対して、きちんとリアクションをとることができれば、相当に親切と言えるでしょう。
大きくうなづいたり、はっきりと相槌を打ったり。
アプリの中には相手の画面が小さかったり、画像が荒かったりして、向こうの様子が掴みにくい場合があります。
そのため対面で取る以上に大きなリアクションが、相手の安心感につながるのです。
参加を促す
オンラインのコミュニケーションで自分だけが一方に話しているということはないでしょうか。
対面と違い、相手の空気感がわからないのでつい話し過ぎてしまう人がいます。
相手の話をただ聞くだけなら、オンラインで双方向にコミュニケーションを取る必要はありません。
適度に相手の様子を伺いながら、相手にも質問をしたり役割を振って参加してもらう。
たったこれだけの工夫で、相手はあなたの親切さを大きく感じることになるでしょう。
まとめ
・オンラインで親切をすることはオススメ
・相手のためだけではなく、自分のためにもなる
・コツを掴んで、コミュニケーションの目的を達成しよう
ではまた!
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