自分の時間を大切にしたいから他人に親切なんてしたくないという人は正しい

たくさんのりんごが収穫されることなく木から落ちて地面を埋め尽くしている

何度も書いておりますが、親切をするもしないも自由です。
だから他人に迷惑をかけすぎない範囲で好きなように生きるのがいいと思います。

しかし世の中には、

人には親切にした方がいいのではないか

でも自分の時間も大切にしたいしなあ

と悩んでいる人も案外多いのではないでしょうか。

今回はこうした悩みについて、どう考え、行動していけばいいのかご紹介します。

この記事はこんな人にオススメ

・親切なんて時間の無駄だからやりたくない

・自分の時間を優先して過ごしたい

・でも嫌な人だと思われたくない

目次

親切は時間の無駄か

まず親切が時間の無駄かどうかについて考えていきましょう。
より正確には親切は時間の無駄だという価値観を持つことの是非についてです。

無駄は言い過ぎ

親切をしたくないという気持ちは理解できますが、さすがに親切が全て無駄というのは言い過ぎでしょう。
事実について行きすぎた解釈をしていると思います。

人に何かを働きかけたり、相手を想定して何かを行うこと自体が、成長の過程になりえます。
得ることが少ないということはありますが、何にもないということは考えにくいです。

無駄に感じることはあり得る

一方で自分が行った親切が無駄に感じるということは十分にあり得ます。

例えば、

・相手の問題解決には役立たなかった
・あまり相手が喜んでくれなかった
・思っていたような成果が出なかった

などの場合には損したような、無駄足を踏んだような感情に囚われることもあるでしょう。

意味を見出す必要はない

無駄に感じること自体を嫌だと思うのであれば、なんらかの方法で事実を違った面から捉え直すことが有効です。

しかし感じるのではなく、価値観として「親切は無駄である」と思っているのであれば、無理に見方を変えて意味を見出す必要はありません。

同じ事実を見て、違う価値判断をしてもいいのです。
みんながみんな、

人生に無駄なことなんてないんだ!

とか言っている世の中もちょっと変ですしね。

自分の時間を優先することの何が悪いか

次に自分の時間を優先したいとすることについて、何か問題があるのか考えてみましょう。

何も悪くない

結論から言えば、何も悪くないです。
問題もありません。

人は人の持ち物ではありません。
独立した自由な存在です。
自由な意志を持っているかについては議論があるところですが、それでも自由に生きていいという社会的な前提はあります。

だから自分の生命そのものである時間をどう使うかは、各自の好きにして良いのです。

ほとんどの人は責めたりはしない

でも自分の時間ばかり大切にしてると、責められるかも・・・

こんな心配をする人もいるかもしれません。

安心してください。
誰もこちらをみてはいません。

試しに周囲の人たちのスケジュール表を書いてみてください。
昨日でも今日でも、いつでも構いません。
そうするとわかるのですが、

知らない・・・!

のです。

私たちの認知なんてかなり適当です。
そうしないとすぐに脳みそが疲れてしまいますから。

自分に特段の利害がない限りは、相手のことなどどうでもいいのです。
だから、ほとんどの人はこちらを責めたりはしません。

責める人の方がヤバい

批判を気にする人は多いです。
自分が何か悪いことをしているのではないか、と考えてしまう人もいます。

しかし実際には批判をする方が問題であることが多いです。

というのも物事の多くは、批判することが不要だからです。
例えば、

・仕事でミスをした時に注意する
・習い事でうまくできない時に叱る
・生活の中で人とは違うやり方を矯正しようとする

などはよく見ることですが、これらがなくても目的は達成できます。

・仕事でミスがなくなる方法を教える
・習い事がうまくできるように励ます
・生活の中で人と違うやり方をしていても支障なければそのままにする

としても問題ないはずです。

問題がないことを問題化するということは余計な干渉、もっと言えば自由の侵害になります。
人を責めて自由=生命を傷つけようとする方が、よほどヤバいことです。

人から嫌な人だと思われないために

では人から嫌な人だと思われないためにはどうしたらいいのでしょうか。
相手があることなので“絶対”ということはありません。
しかし注意することで、かなり改善することはあります。

親切である必要は全くない

前提の話になりますが、他人に対して親切である必要はありません。

こちらが親切することに対して価値を見出していないのであれば、しなくていいのです。

他人を攻撃しなければいい

人から嫌われないためには、他人を攻撃しないことです。

具体的な攻撃としては、

・相手の行動を批判する
・叱責や注意
・頼まれてもないのに提案やアドバイスをする
・相手のモノや仕事に許可なく触る

などがあります。
わかりやすい攻撃もあれば、一見すると親切に見える行動もあります。

相手に何か働きかけを行うときは、攻撃になる可能性があることに気をつけましょう。

自分のことに集中する

なぜ人を攻撃してしまうのかと言えば、相手のことを考えるからです。

であれば対処方法は一つ。

自分のことに集中しましょう。
これが最も他人を攻撃しなくて、なおかつ自分にとっても有益な方法です。

まとめ

・人は自分の時間を優先して良い

・他人への親切は攻撃に変わる可能性がある

・自分のことに集中しよう

ではまた!

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