狙って親切をすることはできないが、狙わなければできない

急に助けを求められて対応できず、

「え、そうだったの」

「もっと早く言ってよ」

なんて思ったことはないでしょうか。

何も準備していない状態だと上記のようになってしまいます。

しかし、こちらの都合で親切をしようとすると、相手には迷惑な場合があります。

今回はこのような状況に陥らないために、どう行動すれば良いのか考えます。

なぜ狙って親切できないか

親切をしたい時にする。

こんな簡単なことがなぜうまくいかないのでしょうか。

それは全ての親切が狙って実行できるとは限らないからです。

以下に主な要因をご説明していきましょう。

相手は気まぐれ(に見える)

こちらから見て、相手は気まぐれなように見えます。

しかし実際にはそう見えているだけで、相手はしっかりとしたロジックを持って行動していることが多いです。

こちらがそれを知らない、もしくは理解できていないだけです。

いずれにしても相手が動く標的であることに変わりはありません。

どんなに観察して、相手の内心に近づいたとしても、こちらの親切が不発に終わることはあります。

全てを計算できない

相手の行動に影響を与えるのは、相手の意図だけではありません。

周囲の環境や過去の経験も影響を及ぼします。

これらを全て計算するのは不可能です。

状況は変化する

仮に状況を全て把握できたとしても、状況は変化します。

状況が変化すれば、事前にこちらが想定していたことが役に立たなくなる可能性が高まります。

リアルタイムで全ての状況を確認できればいいですが、情報の収集も理解も人間の能力で及ぶところではなさそうです。

それでも狙う理由

では全てを流れに任せて、できたらいいなという姿勢で十分なのでしょうか。

もちろんそれも一つの考え方ではあります。

しかし「もっと多くの親切を」ということであれば、やはり狙わないわけにはいきません。

以下、詳しくご説明します。

何も準備がなければ親切は不可能

親切するのに特に準備などしていないという人もいるかもしれません。

しかし実際にはこれまでの経験や身につけた能力を使って親切をしています。

何もないところから行っているわけではないのです。

行動しなければ親切できない

受け身の姿勢は親切をする側からすると楽です。

ただ受ける側にとっては声かけや素振りなど何らかのアピールが必要になります。

しかも相手にこちらが親切をする用意があると伝えておかない場合には、そういった依頼する態度すら発生しません。

こちらから行動しなければ親切ができなくなる可能性があるのです。

どうすればいいか

狙って親切をするのは難しいにせよ、狙っていかないと親切ができなくなることはわかっていただけたかと思います。

ではどうしたらいいのでしょうか。

得意なことを極める

まずは親切を行うために得意なことを極めておきましょう。

といっても無理をする必要はありません。

普段通りでいいのです。

好きなことをして、身についた知識や能力、経験を活かせるようにしておけば準備は完了になります。

普段から発信しておく

得意なことを普段から周囲に伝えておくことも大切です。

「〇〇といえば△△さんだね」

と言ってもらえる人になりましょう。

軽めの提案をする

親切を気軽に受けてもらえるように、軽めの提案を増やすのも良い方法です。

相手の行動をチェックしてまめに声かけをしておくと効果が高まります。

注意点

こうした親切をアクティブに行っていく際には注意点もあります。

準備しても外す時は外す

準備はあくまでも親切の成功率を高める役割しか果たしません。

どれほど周到に準備を進めても、相手のあることなので外す時は外します。

しかし準備をすること自体は、間違いなく親切を成功に導く行動の一つです。

めげることなく、次のチャンスに挑みましょう。

まとめ

ではまた！