こんにちは。見習い研究員のHIROです。
いつでもどこでも親切をしていいということはありません。
人によっては踏み込んでほしくないことも、誰かに手助けをしてほしくないこともあるでしょう。
今回は親切をしない方がいい場合、親切をしてはいけない場合について考えます。
親切をしてほしくない場合とは
プライベートを知られそう
程度の違いはありますが、誰でもプライベートな部分は知られたくないものです。
例えば、
・家族や友人、恋人など人間関係のこと
・食べ物、音楽、スポーツなど趣味のこと
・政治、宗教、信条など内心に関わること
人によっては知られなかったとしても、相手が知ろうとしただけで不快感を覚える人もいます。
弱点を知られそう
困ったところを助けようとすると、しばしば弱点について知ることになります。
自分から見ると他人の弱点はどうでもいいことのように思えるかもしれません。
単なる現実ですから、確かにそう捉えても無理のないところです。
しかし弱点を持っている本人からするとどうでしょうか。
弱点はときとしてコンプレックスにつながります。
例えば、
・字が綺麗ではない
・逆上がりができない
・身長が平均に届かない
・卒業した学校があまり有名ではない
などは普段言わないけれど本人が気にしている可能性があり、注意が必要です。
致命的な失敗をしたとき
相手が失敗した時に、助けに行くのはありふれた親切のように思えます。
ただしそれが親切に感じられるのはあくまでも失敗に対して何らかのケアができた場合です。
どうしようもない失敗をしたところで助けに来られても、失敗した人からすれば「自分の失敗を見物しにきたのではないか」という気分になってしまいます。
自分が役立てなさそうであれば、別のケアを考えてみるのも一つの方法でしょう。
成果が出そうなとき
成功目前の相手に親切は必要でしょうか。
相手からすると成果を横取りにきたように映りかねません。
手伝った方が確実に成果が出るという場合であっても、相手が悪く捉える可能性はあります。
注意点
リスクとリターンを見極める
確かに相手に配慮して親切をしない方がいい場合はあります。
しかしこれらのリスクを冒してでも、取るべきリターンもあります。
本当の緊急時や目先の損失以上の損失が将来に起きると予期される場合は、相手から嫌がれたとしても親切をした方がいいでしょう。
結局のところ、今回ご紹介した事例はあくまで目安であり、参考にしつつも現実を見ながら親切を行うことが最善のようです。
まとめ
・相手には立ち入ってはいけない領域がある
・親切という大義名分で相手を軽んじてはいけない
・一方で物事を短期ではなく長期で考えることも重要
・相手を見ながら親切を行うことがベスト
ではまた!
コメント