こんにちは。見習い研究員のHIROです。
今日は親切とビジネスの関係について比較し、考えたことを書いていきます。
ちなみにここでいうビジネスとは「会社組織が営利目的で行う経済活動」くらいの意味で使っております。
似ているところ
一番似ているのは、行動によって様々なプラスの効果を発生させる、というところでしょうか。
親切もビジネスも、困りごとや要望に対してアプローチすることには変わりありません。
行為の対象が自分以外の誰かである、というところも同じですね。
それから行為によって、自分も相手も周囲も良くなるという構造も同じです。
違うところ
違いは色々ありますが、パッと思いつくのはビジネスが利益を目的としているところでしょうか。
親切は利益を否定しませんが、究極的にはなんらかの価値の実現が優先されます。
またビジネスは継続を前提としています。毎年経営計画を作り、会社を大きくしていくのがそれですね。
なのでしばしば十分にありふれたものでも、世の中に売り込もうとしてしまいます。
親切は継続が前提ではありません。継続しても良いですが、大体は単発です。
困った人がいたとか、ちょうど良いタイミングで代わりにやってあげられるとか。
経験則ではありますが、親切には計画性よりも、偶然の要素が大きいように感じます。
それからビジネスは組織的ですが、親切は個人的な傾向が強いです。
一人で完結するビジネスももちろんありますが、大きなことをしようとするのがビジネスの宿命。そうなると組織と分業は避けて通れないところです。
一方の親切は、ことの大小を問いません。そうなるとすぐに行うことが難しそうな大きなことは実現されず、もっと身近で小さなこと、個人でもできることから行われる傾向が強いです。
それぞれを活かす方法
では親切とビジネス、それぞれの特徴をうまく使って、お互いを活性化させる方法を考えてみました。
ビジネス
利益を究極の目的にするのを控えてみましょう。一つの指標に囚われるから、なかなか画期的な製品が世に出ないのです。
もちろん全部の製品ラインナップを変えるとか、事業内容を変更するとか、大博打をする必要はありません。
親切と同じように小さな所から試してみれば良いのです。
親切
計画性を持たせましょう。
思い起こしても、親切が失敗する最大要因は、相手のことをよく確かめもせずに行動すること、つまり無計画かつ無定見なことです。
計画性と言っても「何月何日にこれこれをする」という類のものではありません。
マニュアルのように状況に応じて、決められた手順や方法で進めるということです。
手順や方法をあらかじめ決めておくことは、一見融通が効かない、硬直した対応のように見えます。
しかし親切のような、瞬発力と判断力が問われる行為においては、事前にベストプラクティスが想定しうるのであれば、そうしておくことに越したことはありません。
緊急時にあれこれ検討している時間はないからです。
事前にマニュアルで手順や方法を検討しておくことは、いざ親切を行うときに、脳のリソースの多くを相手への注意に振り向けることを意味します。
そしてそれは親切の成功確率を大幅に向上させることにつながるのです。
ということでいかがでしたでしょうか。
個人的には意外と共通点は少ないなあと感じました。
一方で意外な相違点が多々あり、比較してみて勉強になる部分、新しく発見した部分が多かったですね。
ただちょっと事例が少なく、具体性にはかけるかなと。事例から検討できたら、もっと深い学びがありそうです。
えーっと今日はここまで。ではまた。
【工事進捗】
・Googleで検索してもこのページヒットしませんねー。
・ブログ名で検索しても出ないとは。。
・SEOをちゃんと勉強しないとダメそうです。
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