気持ちや真心を込めるよりも、努力をして親切の効果を高めよう

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今回は一歩進んで、親切において真心よりも大切なことをご説明したいと思います。

この記事はこんな人にオススメです

・親切をするのに優しさや真心など気持ちが大切だと思う

・他人のために努力なんてしたくない

目次

気持ちと成果は親切に関係ない

そもそも親切をするときに、気持ちと成果は関係がありません。
もちろん気持ちもあればいいのですが、大切なのはどれだけその人を助けられたかという成果です。
以下、詳しくご説明しましょう。

相手を思う気持ちがあればいい?

相手に対する思いやりが大切だ

真心を込めた親切じゃないと意味がない

こんな言葉を聞いたことはないでしょうか。
もちろん気持ちの部分はあればそれに越したことはありません。

しかし親切の果たす役割に気持ちや真心は関係ありません。
それよりももっと大切なことがあります。

相手の役に立つこと。
すなわち成果を出すことです。

成果を出すためのたった一つの方法

では成果を出すためにはどうしたらいいのか。

努力あるのみ

です。

何の努力もせずに、気持ちや思いだけで成果が出るほど親切は簡単ではありません。

どんな努力をしたらいいか

ではどんな努力をすればいいのでしょうか。
方向性は大きく分けて2つあります。

得意を伸ばす

親切の源は高い能力です。
何かをする力なしに親切はうまくいきません。

そこで大切になってくるのが、自分の得意な能力を伸ばすことです。

検討した方がいいポイントとしては、

・自分にどんな強みがあるのか
・どうやったらその強みを大きくすることができるのか
・現実の親切で強みをどう応用するか

などが挙げられます。

強みを見つけ、伸ばし、活用する。
これができれば親切の効果は格段に高まります。

相手の気持ちを読む

もう一つの要素は、相手の気持ちを読むことです。

正確に言えば読もうとすること。
人間の気持ちを100%理解することはできません。
相手の心は見えないからです。

では何もしなくていいかというとそんなことはありません。

相手の気持ちが読めることと、読もうとすることは別の行為です。
読もうとすることで、自分が気づかなかった視点が見つかります。

・相手はいまどんな気持ちなんだろう
・相手が興味を持っているのはどんなことか
・相手が知っていて、自分が知らないことは何か
・相手に親切を申し出たら、どんな反応が返ってくるだろう

完璧に読んで理解することは無理でも、自分で自分に問いかけることで推測することはできます。

そして推測は意外と当たっているものなのです。

それでも努力をしたくない人へ

どうしても努力なんてしたくないという人はいるでしょう。
ここではそんな人に向けてお伝えしたいことを書いていきます。

努力しなくても親切はできる

親切をよりよくするための努力はした方がいいです。

しかしどうしても頑張れない人もいます。

ではそんな人は親切がうまくできないのか?

当ラボの答えはNOです。

努力して能力を伸ばさなくても、今持っている能力の範囲内で親切はできます。
そうしてできる範囲で行った親切が積み重なってきて、初めて努力すればいいのです。

今回の記事で戒めたのは、

努力を放棄する理由として、真心や気持ちの問題を出すこと

であって、いきなり努力を求めているわけではありません。

努力を大袈裟に考えていませんか

そしてこれも重要なポイントなのですが、

努力することを大袈裟に考えていませんか?

ということ。

努力と言っても、血の滲むような努力をする必要は全然ありません。
できる範囲の小さな努力で十分なのです。
例えば、

・気になったことを5分ネットで調べてみる
・1ページ本を読む
・誰かに挨拶する
・相手が今どんな気持ちか想像してみる

みたいなことでいいと思います。
というかこのレベルなら既にやっているという人も多いでしょう。

そう、既に多くの人は努力をしているのに、それを過小評価してしまっているだけなのです。

まとめ

・親切で大切なのは気持ちより成果

・成果を出すには努力あるのみ

・多くの人は自分が努力しているのに気づいていない

ではまた!

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