こんにちは。見習い研究員のHIROです。
導入編で親切な人を探して頼む方法についてご説明しました。
今回は親切な人の教え方です。
教え方-親切な人
注意点
今回はあくまで「親切な教え方」の解説です。
「最高の教え方」とか「効率のいい教え方」ではありませんのでご注意ください。
相手の目的に合わせる
教える相手がそれを知ったり習得することによって、どんな目的を果たすことができるのか。
そもそも相手が目的にあった知識やスキルを理解しているとも限りません。
親切な人は相手の目的に応じて教える内容を変化させます。
進捗を確認する
どの程度理解したのか、どの程度できるようになったのか。
進捗の確認なしに適切な指導は難しいです。
教える相手の習熟度を質問やテスト、実技などを通じて確認します。
わかる言葉で説明する
専門用語だらけの説明では、理解するのも一苦労です。
聞いている側としてはわからない言葉が出てくるたびに「え、それって何?」とつっかえてしまいます。
結局その後の話がうまく入ってこず、せっかくのレクチャーも効果が減ってしまうことに。
親切な人はわかりやすい言葉で話し、相手の理解を促します。
またどうしても専門用語を使う場合でも、例え話や言い換えなどでわかりやすく工夫をしてくれるでしょう。
何度も教えてくれる
親切な人は同じことを何回も教えることの重要性を理解しています。
難しいことも何度か聞いていると、だんだん「こういうことかな?」と見当がついてくるものです。
何度同じような質問を受けたり、同じような箇所で間違えをしてやり直すことになったとしてもめげることはありません。
できるまで付き合ってくれるのが親切な人です。
急かさない
覚えたり理解したりするペースは個人によって違います。
ここを十分に理解している親切な人は、相手を急かすということをしないのです。
相手が考え込んでいる時も、無闇に声かけせずにじっと待っています。
「主役はあくまで教えを受ける側」という意識を常に持っているのです。
質問を促す
相手が質問しやすいように、質問がないか確認します。
また質問を思いつきやすいように「前にもらった質問で・・・」と質問例を紹介することも忘れません。
意外かもしれませんが、私たちは「何がわからないか」を「わからない」ことが多いのです。
資料を用意してくれる
口頭の説明だけで理解してもらおうなんて思わないのが親切な人。
教えた内容なんて抜け落ちて当たり前。
であればきちんと資料を準備してくれるものです。
教えている際にとるメモの手間を省いてくれます。
人の話を聞きながらメモをするのはとても集中力が要ります。
教えてもらう場合は理解力も必要となるため、負担が大きすぎます。
であればまずは理解に集中してもらうべきです。
また資料は教えた後に相手が自習するのにも役立ちます。
資料の提供はとても大切なことです。
まとめ
・「親切な教え方」は「最高の教え方」ではない
・相手がいかに目的を達成できるかを考える
・「初めはできない」「できるまでやる」を前提に対処する
ということで今回は親切な人の教え方について解説しました。
こうしてみると親切をするには能力や経験の他に、忍耐力も必要だとわかりますね。
次回はNGな人の教え方の特徴をお伝えして参ります。
ではまた!
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