こんにちは。見習い研究員のHIROです。
あなたは休憩を適切に取れていらっしゃいますか。
親切を増やしたいというのがしんせつラボの目標ですが、それは“無理なく”という前提でのこと。
今回は無理なく親切するためには、親切をお休みすることの大切さについて考えます。
毎日親切する必要はない
一日一善はしんどい
一日一善は良いことが少しであれば毎日できるという前提に基づいた言葉です。
しかし「善ってなんだろう」と考え始めたところから困難が始まります。
というのも「良いことが少しであれば」の少しがわからないのです。
「これは親切と呼べるのだろうか」「十分だろうか」と考え始めるとハードルが上がっていきます。
機会を探す手間
親切を毎日しようと思ったら、いつも親切の機会を探すことになります。
短時間なら良いのですが、上記の程度問題と合わさると自分の納得ができる親切を見つけるまで探すことになりかねません。
この不自然極まりない活動は、明らかにあなたの時間を浪費していることになるでしょう。
また心身の疲労も蓄積しやすくなります。
押し売りになる
親切のハードルを上げて、探すことに疲れると、最後に行くのが親切の押し売りです。
相手が必要としているかどうかの見極めをせずに、一方的に親切を行います。
ただのお節介です。
相手からしたら良くて余計なお世話、悪いと迷惑になります。
この状態は果たしてあなたが望んでいる状態なのでしょうか。
休むことの効果
毎日の親切を無理に行おうとすることは、心身に大きな負担をかけることになります。
そこで以下の効果を期待して休むことが必要になります。
心身の回復
親切を行わないことで心身の状態を回復させます。
これまでやってきたことを休むのですから、かなり抵抗感があると思います。
しかしこれまで10やってきたことを0にすることは、10減らすだけでなくその分を回復に当てることになりますので、全体の効果としては20期待できることになります。
意欲が高まる
無理に休むことで、却って意欲が湧きます。
人間とは不思議なもので「しないでください」と言われるとやりたくなるもの。
休憩によって親切のモチベーション自体が高まるでしょう。
視野が広がる
休んだことで一歩引いて考えることができるようになり、視野が広がります。新しい親切のアイデアや相手の状態に気づきやすくなります。
毎日しなければと思うと、どうしても視野が狭くなって手近なことに目が行きがちです。
休憩によってリフレッシュして新しい可能性に気づくことでしょう。
まとめ
・毎日親切をするのは無理
・休んだほうが親切になれる
今回は前編ということで、一日一善の難しさと休憩の重要性について考えました。
後編は具体的な休息方法について解説します。
ではまた!
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