こんにちは。見習い研究員のHIROです。
毎日勉強や仕事で親切をする余裕がないという人は多いと思います。
ではその余裕をつくれば世の中もっと親切が増えるはず。
今回は親切をするための余白の作り方について考えます。
なぜ余白なのか
親切をするのになぜ余白を作ることをオススメするのか。
余白は作れる
理由を言えば、余白は作れるからです。
誰にでも作れますし、いつでも作れます。
一日24時間しかない時間を増やすのは無理です。
でも1日1時間やっていることを減らして10分20分作ることは誰でもできます。
何かを増やすのは限界
能力や資源を増やすこともいいことです。
ただし、できたほうがいいのですが、実現には時間や労力がかかります。
しかも確実とは言えません。
獲得するまでに時間がかかる場合も大いにあります。
今あるものを減らす
それに対して余白を作るということは、今あるものを減らすだけで達成可能です。
「いやそんなことは無理だ」「それができたら苦労しない」
という声もあるかと思います。
実際、今あるものはどれも必要なものに感じられます。
仕方のないことに感じられます。
余白の作り方
では具体的にどうやって余白を作ればいいのでしょうか。
基本は嫌なことをどうにかする
自分にとって大切なこと、好きなことは減らしてはいけません。
だから自分が嫌なこと、やりたくないことを減らしましょう。
やめる
嫌なこと、やりたくないことは思い切ってやめましょう。
ステップは次の通りです。
① 嫌なこと、やりたくないことをとにかく書き出す
② 一番嫌いなものをマークする
③ やめたらどうなるか考える
④ 問題があれば②に戻って、次の候補を探す
⑤ 問題なければやめる決意をする
「え、やめる決意をして、その後どうするの?」と思われたかもしれません。
やめるのです。
やめる決意さえしてしまえば、後はあなたの優秀な頭脳が算段を立ててくれます。
やめないのには理由があるはずです。
理由があるからやめる決意ができないのです。
逆を言えば、理由をなくしてしまえば、やめる決意ができるのです。
このステップは理由を探すために使います。
効率化する
それでも嫌いなことを無くせない場合は効率化しましょう。
と言っても効率化できるかどうかはケースバイケース。
ポイントをまとめますので、以下の視点から考えてみてください。
・手順を細かくしてみる
・手順をさらに細かくしてみる
・もっと楽にできる順番はないか
・一番嫌いなことは何か。その理由は何か。
・手順の中に無くせるものはないか
・やり方を変えることはできないか
置き換える
嫌いなことがどんな役割を果たしているのか考えてみましょう。
そして他のもので代用できないか探すのです。
他の人に頼むことができないか、自分の得意なことで補えないか。
製品やサービスとして世の中にないか。
余白を活用するために
さてそうした努力を経て余白を作ったとします。
せっかくの余白です。無駄には使いたくないですよね。
ここでは余白を活用するためのコツをお伝えします。
やることを決めておく
「時間があったらこれをやるのに」
そういうものはあらかじめリストに書いておきましょう。
余白ができてから考えると、そのとき目についたものにパッと飛びつきやすくなってしまいます。
例えばスマホのメモ機能を使って、思いついた時にストックしておくと便利です。
休息をとる
休息するのもオススメです。
せっかく余白を作ったのにと思われるかもしれませんが、休息をとることで1日全体の効率がアップし、更なる余白を作りやすくなります。
やることが特に思いつかないのであれば、ぜひ休憩や睡眠をとってください。
何もしない
ぼーっとする時間も大切です。
時間を詰めすぎると他のことが考えられなくなりますし、一種の強制のように感じられてしまいます。
また何もしないでおけば、ふと誰かに親切をするチャンスが訪れた時もすぐに対応しやすくなります。
まとめ
・余白は誰でも作れる
・嫌なことを減らす、やめる
・余白を活用する方法をあらかじめ考えておく
今回の記事が忙しい人に少しでもゆとりを作ることに役立てたら幸いです。
ではまた!
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