親切な人ほど相手がうまく話せるように工夫する

お茶とお菓子で和やかに会話をする二人

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

親切な人の特徴として、とても話しやすいという点が挙げられます。

しかし世の中には会話が苦手という方も多いでしょう。

「話しかけられやすい人になりたいけど、どうも会話がうまくいかない」

「気がつくとお互いの雰囲気が悪くなってしまう」

そんな方のために今回は会話がうまくいかない理由を分析しながら、親切な人はどうして話しやすいのか、考察していきます。

目次

会話がうまくいかない理由

とりあえず結論からお伝えします。

会話がうまくいかない理由は、

相手を尊重しないから

です。

これは話す方、聞く方、双方に原因があります。

ではどんな行為をすると相手を尊重していないことになるのでしょうか。

・一方的に話す

・話の途中で割り込む

・決めつける

・質問が雑

以下詳しく見ていきましょう。

一方的に話す

どうしても言いたいこと、話したいことは長くなるという人がいます。

「相手が聞いていなくてもいいから私は話したい」

こう考えている人も少なくないかもしれません。

話したいという気持ちは大切です。どちらかが話を始めなければ、会話は成り立ちませんから。

しかし会話は自分と相手が行うこと。片方だけではうまくいくはずもありません。

話の途中で割り込む

自分の話を途中で遮られ、別の話題に切り替えられるのもイヤなものです。

この問題が厄介なのは割り込んでいる方に悪意がないからです。

「相手の話題を受けて発展させている」

確かにそういう面がないわけではありません。

しかしそこから長々と自分の話を始めてしまったり、相手が伝えたいテーマが参加した人たちの間で話されなかったり、することがほとんどでしょう。

話をしていた人が軽んじられる結果になりやすい行為と言えます。

決めつける

相手の内容を吟味することなく、自分の解釈を相手に押し付ける。

相手の意思を無視しているのですから、良く思われる方が珍しいと言えます。

意外かもしれませんが、知識や経験が豊富で頭の良い人ほど決めつけをやってしまいがちです。

確かに頭の良い人であれば、物事を正確に把握する確率は高いでしょう。一を聞いて十を知るという言葉もあります。

しかし相手が何を言おうとしているのか、全く誤解することがないわけではありません。

そもそも話をする側が十分に内容を整理できていない場合だってあります。

会話の中で答えを探したいという人もいるので、性急に決めつけるのはあまり良い選択肢とはならないでしょう。

質問が雑

ここでいう「雑」とは、次のようなものです。

・曖昧すぎる質問

・目的がわからない

・次に繋がらない

・過去に話したことがある

・見たり考えたりすればわかる

このポイントに当てはまれば、必ず雑というわけではありません。

例えば、考えてわかるというのは、確かに質問された側からするとそうかもしれませんが、聞いている側は全く理解していない場合もあり得ます。

しかし多く当てはまれば当てはまるほど、雑な質問の可能性が高いでしょう。

相手がうまく話せるようになるには

ではどうしたらいいか。方法は色々ありますが、大きなポイントは以下の通りです。

・会話の中に間を取る

・リラックスできる時間や空間を選ぶ

・相手のペースに合わせる

・相手に回答を急かせない

会話の中に間を取る

一方的に話さないように、間を取るようにしましょう。

思いついたことを一気に話すのではなく、少しずつ話す。

都度相手が内容を理解しているか質問をする。

お茶や軽食をとりながら話すのも、自然と間を入れることができるのでオススメです。

リラックスできる時間や空間を選ぶ

急いだり緊張したりする状況下で、落ち着いて話すことは難しいです。

急ぎでなければ、相手が落ち着くまで待ってみる。

みんなの前で話すのが難しければ、二人きりになれるような場所へ移動する。

ちょっとした工夫で雰囲気はずっと和らぐでしょう。

相手のペースに合わせる

人には話しやすいペースがあります。

ただし、いつも同じというわけではありません。

たくさん話したい時もあるでしょうし、考えながら言葉を組み立てていく時もあるでしょう。

相手のペースに合わせるとは、相手が話しやすいようにこちらが動くことです。

何か意見を言ったほうが良い時もあれば、黙って頷くだけで良い時もあります。

話をしている相手が、今どのようなペースで話そうとしているのか、考えるだけでも効果は出てきます。

相手に回答を急かせない

話を聴いて理解することと考えることを同時に行うのはかなり難しいです。

内容によって何らかの感情が湧き起こり、理解を妨げることがあります。

また話をする場合も全く同じことが起きます。

話をすることと考えることは同時に実行しづらいのです。

相手を急かすことなく、上手に質問を織り交ぜながら、相手の考えをまとめられると良いでしょう。

焦ることなく、ゆっくり味わうように会話を楽しめると良いですね。

まとめ

相手を尊重した会話のために
  • こちらの都合で話さない
  • 相手の状況を把握する
  • 話しやすい環境を整える
  • 会話をゆっくり楽しむ

以上で取り上げた会話のコツは、あらゆる会話で使えます。

日常の雑談から感情的になりそうな難しい会話まで、うまく行うための基本は相手を尊重することです。

相手を尊重しないのであれば、それは命令や攻撃になってしまいます。

今回の記事が気持ちの良い会話とそれによる良好な人間関係に少しでもお役に立てば幸いです。

ではまた!

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