こんにちは。見習い研究員のHIROです。
忙しくて親切どころじゃない。みなさん暇ではありません。そんなときもあるかと思います。
一方で親切をできないことに後ろめたさや罪悪感を感じるという人もいるでしょう。
今回はそんな人に向けて、時間がない時に考え方を変えて乗り切る方法をご提案します。
無理する必要はない
大前提として、無理に親切をする必要はありません。
時間がない時は親切なんてしなくていいのです。
辛い時、大変な時、苦しい時。それはあなたが親切をするときではありません。
誰かに親切をしてもらう時です。誰かに優しくしてもらう時です。
親切の必要時間
「いや、それでも時間さえ何とかなれば親切したいんだ」
なるほど。しかし親切はそれほど多くの時間を必要とするものでしょうか。
多くの親切は時間がほとんどかからない
親切のほとんどは時間がそれほどかかりません。
手伝うにしても、何かを教えるにしても、それは驚くほど一時的なものです。
「この棚、一人だと持てないから、隣の部屋まで一緒に運んでほしい」という依頼はあり得ても、「半年くらい、ヨーロッパで棚を作る職人探しを現地で行うところから手伝ってくれないか」という依頼はあんまりないでしょう。
ちょっと困っている人を、ちょっと助ける。
ほとんどの親切のレベル感はそんなものです。
時間がかかると思うのは多くの場合、錯覚か誤解です。
大きく捉えすぎていないか
親切な人は真面目な人が多いので「ここまでやらないと親切にならない」と考えて、ことを大きく捉えがちです。
その結果、次に親切をするときのハードルが無駄に上がってしまい、できなそうだからやらないという極端な思考にはまり込む危険性を持っています。
どんなレベルでも親切は親切。困った相手を少しでも楽にできたら、それでいいのです。
時間と効果は比例しない
時間をかけなければ良い親切はできないというのも誤解です。
時間をかけない親切はたくさんあり、大きな効果を持つこともたくさんあります。
例えば忘れ物がないか一声かけてあげるだけで、忘れ物を防止できたらかなりの親切です。その一声がなければ忘れ物をして、数十分かけて戻ることになったかもしれないのですから。
親切の効果を高めるのはどれくらいやるかよりも、いつやるかというタイミングが大きく関わります。
時間の作り方
時間がなくても、工夫すれば親切はできます。
とはいえ、時間を作る方法を知っていた方が何かと便利なのは確かです。
方法を変える
時間がなくなる原因は2つです。
無駄なことをやること。そしてそれを何回もやることです。
何が無駄かを探し出し、それを無駄じゃないことに変更するだけで、無駄な時間は減っていきます。
例えばストレス解消として買い物の代わりに、近所の散歩をしてみたとしましょう。お金を使わなくてもストレス解消できるので、平日に遅くまで仕事をして残業代を稼がなくて良くなります。あるいは洋服の数を減らすと、洗濯の手間、干す手間、畳む手間、しまう手間などあらゆる手間が減ります。
時間を大きく奪うもの、何回も繰り返すもの、他のタスクと関わるもの。これらを見直して変えることで時間はかなり生まれるでしょう。
何かをやめる
何かをやめるのもなかなか効果的です。
平日の飲酒をやめたら、朝すっきり起きられて仕事の効率が上がった。ニュースアプリを削除して、天気アプリや気になることだけ検索して調べるようにしたら、スクリーンタイムが1時間減った。気乗りしない会食を断るようにしたら、時間とお金がかなり浮いた。
ところがこれらの「やめる」「しない」は非常に難しいのです。
通常、人間が行動するのは何らかの報酬や罰など理由があるからです。
その理由を無視して、本当はやりたいけど、あえてしない。
この無視したり、うまく受け流したりができない。
私たちは深夜までお酒を飲みたいし、ニュースも気になる。気乗りしない会食はあるけど、行かないと付き合い悪いと思われそう。
やめるは無理ではないですが、難易度高いです。
考え方を変える
時間の使い方に対する考え方を変えてみるのもいいです。
時間がないという人も、昼間は仕事をしていることが多いですよね。
仕事の時間=親切をするフリータイムくらいに思ってみてはいかがでしょう。
実際、多くの職場は自分だけで仕事が完結するということはなく、誰かしらと影響しあっています。
人がいるのであれば、それは親切のチャンス。
上司に同僚、他部署の人、取引先の人、そしてお客様。
どこを向いても親切の対象がいませんか?
まとめ
何事にも「時間がないからできない」という理由をつけることができます。
でもせっかくの人生、色々やってみたいですよね。
今回の記事が、親切する時間を作りたいという人のお役に立てたら幸いです。
ではまた!
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