オンラインで親切を行う時に気をつけたいこと

オンラインでの活動

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

この数年で物事のオンライン化が進みました。

趣味や買い物だけでなく、仕事もオンライン化が進み、在宅勤務など場所に制約されない働き方が社会に浸透しつつあります。

では親切にもオンライン化の波が来るのではないか。

今回はオンラインで親切をしたいという方に向け、その方法と良い点、そして今後の課題について考察したいと思います。

目次

オンラインで何ができるか

一口にオンラインといっても機能は様々です。

今はインターネットが主流ですが、電話やFAX、無線などもオンラインです。

以下、機能を整理します。

情報の伝達

何かの目的があって、情報を伝える。

電話にメール、チャットツール、このブログもそうです。

オンラインであればどんな遠くでも瞬時に伝えることができます。

おそらく世界で一番使われているオンラインの機能です。

情報収集

オンラインで様々な情報を集めます。

現在は検索エンジンやSNSが主な手段でしょう。

わからないことがあればとりあえず検索をかければ、ほとんどの場合で答えが出てきます。

仮に望む答えでなかったとしても、ヒントや手がかりが多く得られるでしょう。

現実世界への影響

オンラインを通じて現実世界を動かします。

というと何だが違和感を覚える人もいるでしょう。

例えばネットショッピングを考えてみましょう。確かに現実の買い物と違って、オンライン上では金銭の受け渡しもできませんし、品物もありません。データとして品物が表示され、決済されたという表示だけです。

しかしその向こう側では倉庫から商品をピッキングし、配達してくれる人たちがいます。

オンラインはデータのやり取りを通じて人を動かし、現実を変化させるのです。

親切をオンラインで実施する

基本的な考え方

オンラインで親切を行う前提として、様々なテクノロジーをある程度使いこなせる必要があります。

オンラインとオフラインは連続しているものの、知識なしにはできません。

またオンライン独自のマナーがあります。しかも技術の発展に合わせてマナーは変化していくため、日頃から使い慣れていないと、せっかく親切をしようと思っても思わぬ失礼をしてしまう可能性があります。

つまりオンラインでの親切を行うためには「知識があること」と「普段から使っていること」の二つが必要になります。

さらに言えば、「自分で調べて対応できること」と「人に教えること」もあったほうがオンラインで人に親切をしやすいでしょう。

方法

ではオンラインで行える親切をいくつかあげます。

教える

困っている人に解決策を教えます。

特にネットやPC関連のことは環境さえ当てはまれば解決の再現性は高いため、とても役立ちます。

また解決できないことでも、専門家や行政の窓口を教えてあげることで助かる人は多くいます。

フォローする

ネットやSNSで人に関心を寄せることも立派な親切です。

情報は発信するだけでは意味を成しません。誰かが受け取り、利用して、初めて成立します。

参加する

オンラインであれば、様々なイベントを探しやすく、参加もしやすいでしょう。

その中でボランティアや人との交流を行うことが親切になります。

参加そのものは親切になりにくいかもしれませんが、オンラインを活用して現実に影響を及ぼすため、このカテゴリーに入れました。

なかなか周囲に親切をする機会がないという人にとっては素晴らしい方法と言えます。

課題

ここまでオンラインの良い点をあげてきました。

しかし実施には課題もあります。

相手を選ぶ

冒頭で説明した通り、オンラインは扱うために知識や慣れが必要です。

このため親切の出し手と受け手の状況に差があると、うまくいきません。

これが現実世界であれば、代わりにやってあげることもできますが、オンラインでは限定的になってしまいます。

現在でも遠隔サポートのアプリ等はありますが、見ず知らずの他人同士で行うのにはまだまだハードルが高いため、課題と言えるでしょう。

このため親切できる相手はある程度オンライン周りの知識や経験がある人に限られてしまいます。

適切なフィードバックが得られない

相手の状況がよくわからないというのもオンラインの課題です。

ビデオ通話が増えてきたとはいえ、テキストベースでのコミュニケーションが無くなる訳ではありません。

対面であれば、適宜フィードバックを得ることで、相手の状況を確認しながら対応を変えることができます。

しかしテキストだけだと相手がどんな状況か、どんな感情を持っているのか、十分伝わらず、親切の効果を不確かにしやすい。

相手の状況をいかに知るか、適切なフィードバックの問題は当分無くなりそうにありません。

親切する側の負担が大きい

近くにいれば、サッと助けられることも、オンラインではできません。

多くの親切はさりげなく、かつ行う側の負荷が少ないものです。

オンラインでは究極的には相手が行動するしかないため、教えたり準備してあげたりで、親切する側の負担が大きくなりがちです。

まとめ

・オンラインでも親切は可能
・知識は必須。コンピューターやネットについて詳しくなろう
・課題もある。相手や状況を見て実施しよう

オンラインの親切は可能なものの、まだまだ発展途上。

技術の進展とともに、使いやすくなってきましたが、苦手意識を持つ人は少なくありません。

できる人とできない人のギャップを埋めることができたら、きっと親切もやりやすくなるのですが、上手い方法が見つかりませんねー。

今回の記事がオンラインで親切を増やそうと考えている方の参考になれば幸いです。

ではまた!

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