こんにちは。見習い研究員のHIROです。
前回に引き続き、今回も人の親切を受け取るためのトレーニング方法をご紹介していきます。
親切を受けるトレーニング②
質問
親切を引き出すのに質問はとても有効な方法です。
質問することによって相手は検討を始めます。
うまくいけば、こちらの知らないうちなるリソースを数えながら、どうすればこちらの目的が達成されるのか真摯に対応してくれます。
それでは以下具体的な方法を見ていきましょう。
相手を慮る
相手の状況を思いやるために質問しましょう。
本当に自分を助ける余裕があるのか、大きな迷惑をかけてしまわないか。
この時注意して欲しいのは、質問は相手の親切を受けるためであって、親切を断るためのものではないという点です。
質問の結果、相手には過大な要求になるようであれば、サイズダウンしてお願いするようにしましょう。
全部は悪いので一部だけお手伝いをお願いする、内容を変えて相手のやりやすいことにする。
こうすれば相手は楽しんで親切することができますし、あなたの気持ちもずっと楽になるはずです。
教えてもらう
何かを代わりに行ってもらうのではなく、質問することによって相手から教えてもらいましょう。
例えばパソコンの操作でわからないことがあれば、何かやってもらうより、そのことについて教えてもらう方がいいです。
相手からすると、同じことがあったときに同じように対応しなくて済みます。また相手に何かを教えるということは、自分にとっても色々と発見があるものです。
また単純に話を聞いてもらえるという経験は、楽しい・嬉しい感情をもたらします。
相手から親切を引き出すために積極的に質問をして教えを乞うのは、とても有効な方法と言えるでしょう。
依頼する
直接、親切をしてもらえないか、お願いします。
相手から親切を受けるための、究極的な方法ですが、それだけになかなかハードルが高いという人もいるでしょう。
そこで依頼を上手に行うための工夫をいくつかご紹介しましょう。
取引をする
これは単純にAをするので、Bをお願いしますと言うのです。
この時のポイントはAについて、あなたが簡単にできることで、なおかつ相手が面倒だと思っていることを提案することです。
相手と自分自身について理解がないと難しいところではありますが、成功するとお互いに楽ができる上に良いことをしたと感じられます。
相手の得意なことを頼む
相手に負担がかからないようにするには、相手が得意なことを頼むというのも良い方法です。
得意であれば、大抵は喜んでやってくれるでしょう。
ただし注意したい点として、所要時間が多くかかるようなことは避けるということが挙げられます。
いくら得意なこと、好きなことであっても時間がない時は別です。
時間がある人に頼む
先程の注意点から、依頼をする時には時間がある人を選んだ方が良いという教訓が導き出されます。
時間がある人は得意なことはもちろん、多少であれば苦手なことも手伝ってくれる可能性が高いです。
しかも時間が多くあると思っている人は、あれこれ親切を付け足してくれます。
「それぐらいのこと、暇だからやっとくよ」というわけです。
やりすぎると時間泥棒になりかねませんので注意は必要ですが、とても重要な教訓です。
自分以外の人を巻き込む
最後の方法はちょっとずるい方法かもしれません。
自分以外の人も巻き込んで、相手に依頼するのです。
自分だけでは少し頼みづらいお願いであったとしても、何人かでまとめてお願いすれば通りやすくなります。
あまり多用すると圧力をかけて言うことを聞かせる格好になるため、使う頻度とタイミングは考えなくてはいけませんが、自分だけでは頼みにくいという気の弱い方は検討しても良い方法かと思います。
まとめ
意外かもしれませんが、親切な人は自分で親切を行う力があることに気づいていません。
でも上手に質問をすることで、その力に気づきやすくなります。
今回は自分が親切を受けるためのトレーニングであると同時に、まだ相手に気付かれていない親切を世の中に引き出すトレーニングにもなります。
ぜひ相手の良いところを引き出すという意識を持って、どんどん質問してくださいね。
ではまた!
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