相手の「やりたくない」が分かれば、親切は簡単

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

親切をするときのコツとして、相手の代わりに何かをすることがあります。

ではどんなことを代わりにすれば良いのか。

今日はその代表例として相手の「やりたくない」こと、そして解決方法について考えていきます。

目次

相手の「やりたくない」を調べる方法

まずは相手のやりたくないことを調べましょう。

具体的な方法は以下の通りです。

相手に聞く

相手に直接聞くことが一番簡単かつ確実な方法ですね。

とはいえダイレクトに「あなたの嫌いな作業は何?」と聞くのはちょっと気が引けるという人もいるかと思います。

そんな時は相手が作業しているタイミングを見計らって「その作業大変じゃない?」などと聞いてみましょう。こう話しかければかなり自然な感じを醸し出すことができます。

周囲に聞く

相手のことをよく知っている人に話を聞くのも手です。

例えば過去の仕事のことを聞きながら、相手が苦手としていたことや失敗したことなどを聞き出しましょう。コツとしては苦手なことにフォーカスするのではなく、エピソードを聞き出すことです。

エピソードは様々な感情が紐づいており、自分が知りたい情報だけでなく周辺の情報も知ることができるため、親切の効果をより高めることが期待されます。

様子を伺う

相手の様子を伺うことによって、何が得意で何が苦手か探ります。

といっても相手の感情や作業の得意不得意を、外見からだけで知ろうとするのは至難の業。

表情やジェスチュア、態度から相手の内面を探る方法がないわけではありませんが、専門の訓練を行う必要があります。

ただし、上記の2つの方法やその他の方法と組み合わせることによって、多くの情報を得ることは可能です。

「やりたくない」を親切で解決するには

では相手の「やりたくない」が見つかったところで、実際にどのように親切を行えば良いのでしょうか。

自分の得意なことを行う

相手が苦手なことで、自分が得意なことを行いましょう。

例えば相手が大雑把な性格だとしたら、細かい仕事や手続きが苦手な可能性が高いです。

もしあなたがそうした細かいことを行うのが得意であれば、相手の代わりに行うことで相手を助けることができます。

時間や状況の差を利用する

相手と同じ能力しかないとしても、時間や状況を利用して、優位に実行することが可能になります。

例えば相手が疲れているときに、代わりに行うことを提案する。あるいは相手の時間がない場合に、相手の代わりにやっておくことを提案する。

相手とは違う立場や状況にあるということを活用しましょう。

やり方を教える

相手がやりたくないことを、上手く行う方法を教えることも親切になります。

そもそも相手はなぜやりたくないのか。

苦手だから、面倒だから、やり方がよくわからないから。

であれば簡単にやる方法を教えれば解決します。

もっと上手に行う方法、もっと時間を短くする方法、もっと簡単に行う方法。

難易度は高いかもしれませんが、そうした方法を教えることができれば、相手はその先ずっと「やりたくない」ことに対処することができます。

まとめ

相手の代わりに何かをするのであれば、相手が「やりたくない」ことを探すのが近道です。

人間の行動は「やりたいこと」と「やりたくないこと」の間にあります。

相手の行動を丁寧に追いかけることで、その行動がどちらに分類されるのか、見分けることができるようになるでしょう。

今日のお話が「確実に相手の困り事を解決したい!」と考えている人のお役に立てれば幸いです。

ではまた!

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