【後編】「人に親切をしたけど失敗した!」から立ち直るための行動

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

前編、中編で失敗とその後について解説しました。

今回はどうしたら立ち直れるか、その方法を解説します。

目次

どうしたら立ち直れるか

ではいよいよ立ち直る方法についてご紹介したいと思います。

時間を置く

多分これが一番の方法ですね。

時間を置くことの効果は次の通りです。

精神的ショックの影響を和らげる

「時薬」という言葉もあるくらい、時間は精神的ショックを和らげるのに効果があります。

意図的に時間を置くことで、自然とショックの影響を緩和していくことができます。

失敗した時に「今日は好きなもの食べて飲んで早く寝よ」というのは、案外理にかなっているのです。

考える余裕ができる

時間を空けて、何か別のことをすることで、考える余裕ができます。

すぐに何かしたいという気持ちを逸らして、別のことをして時間を進めましょう。

最初は失敗に気を取られてうまく集中できないかもしれません。

それが普通のことです。集中できなくて問題ないので、時折嫌なことを思い出しつつ、好きなことをしましょう。

そうすると段々嫌なことは忘れ、目の前のことに集中し始めます。

そしてトイレやお風呂などのふとしたタイミングで「そういえば」「あれってもしかすると」など改善のアイデアが閃くのです。

また時間が経つほど、当初の感情が薄れ、物事を客観的に見ることができるようになります。

心身が回復する

よく心身と言いますが、実際には体の回復が心の回復につながるケースも多いです。

疲れていると視野が狭くなり、思いこみが強く、どうしてもネガティブな感情に囚われやすくなります。

いささか強引な手法ではありますが、ネガティブな感情を感じていたら「あ、自分は今疲れているんだな」と考え、休息をとりましょう。

正確にはネガティブな感情=体の疲れではないのですが、ショックを受けると区別をする能力が鈍くなります。

決めつけて大丈夫です。時間をとって休みましょう。

自分への親切を探す

次に自分へ向けて行われている親切に注目して見ましょう。

「自分に親切をしてくれる人なんていない」なんて思っている方、ちょっと考えて見てください。

例えばこのブログが読めているのは誰のおかげですか?

ご両親や学校の先生など、あなたに日本語を教えてくれた人がいるはずです。

日本語があるのは誰のおかげですか?

ご先祖様たちが言葉を紡ぎ、育て、受け継いできたからですね。

ではなぜ自分への親切を探すことが立ち直る方法なのか。

自分の親切を評価するための基準がわかる

親切が失敗したときに起こりやすいのが、行為と結果の良し悪しを混同することです。

確かに評価の一部は相手が決めます。しかし全部ではありません。

自分への親切を探すことで、こんなことをされて嬉しかった、これは助かった、という基準がいくつも手に入ります。

それらを自分の親切と比較してみてください。思ったほど自分の親切は悪いことだったのでしょうか。むしろ行為自体は良かったけれど、受け入れる方の姿勢やタイミングの問題であるという面が見えてきませんか。

であれば相手を変えてとかタイミングを見計らってというような改善をすれば、うまくいくと思えるのではないでしょうか。

改善の手がかりが見つかりやすくなる

自分が親切に感じることができたということは、その親切は成功していると見て間違い無いです。

ではそうした成功と自分の失敗の何が違うのでしょうか。

単純に行為の違いを見つけるだけでも、改善に向けた行動は前進します。

そして違いの中で、何が成功に大きく寄与しているのか整理して考えれば、成功への道はグッと短く、そして広くなります。

別の視点が手に入る

自分に向けられた親切を良く観察することで、新たな視点が手に入ります。

特に親切をされる側の視点を得られるのは大きいです。

親切をしてもらっている側で少々不遜ではありますが、相手の親切について足りない点や欠陥が見えてきます。

親切を受けて、親切する側のダメなところがわかるのです。

すると自分のやり方の不味い部分について素直に反省できます。

同時に自分のやり方がなぜ良くなかったか明確になるので、反省点を改善していこうという意欲が湧いてくるのです。

やり方を変えてみる

ここまでの立ち直る方法を実施してくれば、改善点は明らかになります。

あとは実際に行動を変えてみるのです。

とは言ってもどうやって行動を変えたらいいのかわからないという向きもあるでしょう。

以下は答えではありませんが、ヒントにはなる考え方です。

逆をやってみる

失敗したのであれば、その逆をやってみるのは試す価値のある方法です。

例えば声をかけて失敗したのであれば、声をかけてもらうように工夫してみるのです。

逆をやるのはかなりの抵抗感があると思います。しかしそこにこそ過去の自分が気づくことができなかった価値ある方法が眠っているかもしれません。

他人を真似る

自分と他人は違います。これを利用しましょう。

できれば自分とは全然違う性格や経験を持った人を真似ると良いでしょう。

自分の思考には限界がありますが、相手の行動をそのまま行うことは多くの気づきを得られます。

また否応なく自分の行動と比較するので、欠点や粗が見えやすくなります。

知識を増やす

知識を増やすことも、行動を変えるためには効果的です。

知っていれば行動が変わるということはよくあることです。

例えば駅まで歩いている道。これまで特に考えずに最初に通った道を選んでいたけど、友達からもっと近道があることを教わった。そんな時は迷わず近道を通るようになります。

親切も同じです。自分がしたいと思うジャンルについて勉強し、知識を増やすことで、より的確な親切が行えるようになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

親切が失敗したあと、立ち直るための方法についてご紹介しました。

実際に親切をしていてつまづいたら、今回の記事3部作を読み返して見てください。

結構いいこと書いてあると思いますよ(笑)

今日はここまで。ではまた。

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