相手から親切を受け入れてもらえなかった時の対策3選

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

今日は「せっかく親切にしたけど、相手から拒否された」という時にどうしたらいいか、対策について考えてみました。

ちなみに一番いいのは「気にしない」ことです。

でもそれは結構難しいので以下対策を解説します。

目次

そもそも親切を受け取れない人もいる

そもそもの前提として、親切を受け取れない人はいます。

なぜ受け取れないかは人それぞれです。

例えば状況が悪いということもあります。

何か他のことに気を取られて、あなたへの態度がそっけなかったのかもしれません。

あるいは親切と思えなかったという可能性もあります。

何らかの事情で相手には全く意図がわからない、謎の行為に映ったのかもしれません。

というように、何度か書いていることですが、どんな環境でも効果がある親切などないと思った方が良いでしょう。

親切にしたけど拒否された時の対策

では拒否された時、落ち込むしかないかといえば、そんなことはありません。

自分でもコントロールできることは、いくつかあります。

フィードバックを探す

まず、親切にした相手からフィードバックを得ましょう。

と言っても相手は正直に答えてくれるとは限りません。というか、そうでない場合がほとんどでしょう。

特に親しい相手でもない限り、会話からのフィードバックは難しいです。

ではどうすればいいのか。

相手の行動を確認するのです。

ここでいう行動とは、より厳密には態度に近いニュアンスです。

視線、表情、声色、しぐさ。

もちろん相手がどんな感情だったのか、正確には読めません。

しかし何かしらの手がかりはあるはずです。

これによって自分の行動がどのような感情を相手に引き起こしたのか、理解に努めましょう。

また見落としがちですが、相手以外の周囲の人がどうみているのか、確認することをお勧めします。

というのも、親切を行った時に相手から拒絶されてしまうと、大抵の人は「ああ、本当に余計なお世話だったんだ」とか「ウザいと思われてしまった」など、自分が悪かったと考え、ネガティブな感情に囚われてしまいがちだからです。

しかし周囲の人から見たらどうでしょうか。

「何もあんなふうに言わなくても」とか「あの態度はひどいな」など、自分と相手の様子を見た上で、冷静に判断してくれます。

いずれにしても自分の行動が、どんな結果を生んだのか、フィードバックを探しましょう。

自分の行動を整理する

結果について情報を集めたら、次は自分の行動を整理しましょう。

いつ、どこで、何をしたか。その時の状況は、どうだったのか。

何を目的にしていたのか。どうなったら成功だったのか。

特に誤解を与えるような行動がなかったかは、是非とも確認したい点です。

相手が誤解しやすいポイントは2つ。

言葉と文脈です。

同じ意味を伝えようとしても言い方というものがあります。

例えば「あなたを助けたい」という意味の言葉でも

「忙しそうだから手伝おうか?」と「暇だから何か手伝うよ」では受け止め方が変わる可能性があります。

ある人にとって、前者は「自分も暇じゃないけど、あなたが大変な様子を見るのは忍びないので、助けたい」という本当に伝えたい意味に受け取れました。

ところが同じ人にとって後者は「自分が暇なので、何か仕事が欲しい」という、自分の要望を叶えたいだけの発言に聞こえます。

また、同じ言葉でも状況によって意味が変わってきます。

先程の「忙しそうだから手伝おうか?」という言葉を例に考えてみましょう。

本当に忙しい時に言われたら、素直に「ありがたい」と思う可能性が高いです。

しかし、さして忙しくない状況で言われたらどうでしょう。

何か別の意図があるのではないか、と勘繰ってしまうかもしれません。

自分がどんな状況でどんな言動を取ったのか、正確な振り返りが効果的な改善につながります。

なお先程の対策と合わせて、この2つの対策はできれば交互に行うと良いです。

というのも調べていく中で、新しい視点が見つかり、両方の対策の質が向上しやすくなります。

良かった点と悪かった点を整理する

フィードバックと自分の振り返りを通じて、様々な情報が得られると思います。

最後にそれらを良かった点と悪かった点に分けてみましょう。

例えば「声をかけたのは良かった」「相手が迷惑そうにしてたのは悪かった」とか「重たい荷物を持ってあげたのは良かった」「自分の腕が痛くなって仕事の効率が下がったのは悪かった」などです。

できればこの時、5W2H(いつ、どこで、誰が、何を、何のために、どのように、どれくらい)を意識して情報を書き出すと良いです。

先程の例を書き直しますと「自分から相手に声をかけたのは良かった」「忙しい相手の状況を考えずに、余計な時間を取らせて迷惑をかけたのは悪かった」とか「大量の荷物を運んでいる途中の相手に声をかけて、重たい荷物を持ってあげたのは良かった」「相手の分まで余計に運び、過大な負荷をかけてしまった。そのため自分の腕が痛くなって仕事の効率が下がったのは悪かった」などです。

最初の文と比べると、原因や結果の状況がはっきりしてますね。

こうして具体的にすればするほど、改善しやすくなります。

物事が改善しない原因の一つは、漠然としているからです。

頭で何となく「良かった」「悪かった」と考えるよりも、紙やスマホに書き出して文字として足りない部分を追っていく方が具体的な考察につながります。

まとめ

親切に限らず、行動と結果は一致するとは限りません。

だからプラスの効果が見込める行動であれば、とりあえずやってみることをお勧めします。10回中2、3回も当たれば十分です。

しかし、できるだけ失敗をしたくないというのが人間。

行動の精度を高めるのも、一つの方法でしょう。

精度を高めるには、一つの行動と結果から多くを学ぶ必要があります。

まあ私はさっさと失敗するのと、他人の失敗を参考にするのを繰り返せばいいと思っていますが。

今回はここまで。ではまた。

【工事進捗】

・特になし。

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