結局のところ親切が成功したかどうか、どう判断したら良いのか

成功への階段を登る人を表した黒板画

人に親切をすることは本当に難しいことです。

理由は2つあります。

1つは親切が失敗しやすいこと。
もう1つが成功したかどうか確かめにくいこと。

ということで今回は親切が成功したかどうか、どう判断したらいいか解説します。

この記事はこんな人にオススメです

・人に親切をしているが、いまいち成果がわからない

・親切にしてもありがた迷惑なんじゃないかと不安

目次

どうなったら親切は成功と言えるか

ではどういう状況になれば親切は成功したと言えるのでしょうか。

しんせつラボでは次のいずれかを達成したときと考えています。

誰も損をせずに誰かの状況を改善

理想は「誰も損をすることなく、誰かの状況を改善する」ことです。

これこそ完全無欠の親切と言えるでしょう。
この種の親切は行えば行うほど世界が良くなっていくからです。

とは言え、この親切は行うことが非常に難しいです。

というのも親切の影響をどの程度追うのか、範囲は無限大になります。

もちろん親切の影響は無限ということはまずあり得ません。

しかしかなり広範囲に及ぶことが予想されるため、実行が難しいのです。

許容できる範囲で誰かの状況を改善

現実的な親切は「許容できる範囲で誰かの状況を改善する」ことが多いでしょう。

例えば、

・自分が時間やコストなどを無理のない範囲で負担する

・誰かが迷惑を被るとしても、相手が許容できるレベル

・完璧なレベルではないにせよ、十分役立つ親切を受けることができる

などが挙げられます。

こうした多少のデメリットを受けることやメリットが減少することを認めるのであれば、私たちができる親切の幅はグッと広がるのです。

達成をどう判断すれば良いか

次に問題になるのが、親切の目的を達成したかどう判断すれば良いのかということです。

以下順を追ってご説明しましょう。

完全な把握は不可能

まず前提として、完全な把握は不可能ということがあります。

自分の行った親切がどこへどの程度、どのくらいの期間影響し続けるのか。

無限に寿命を持って、好きなだけなんの制約もなしに調べることができるのであれば、あるいは可能でしょう。

しかし私たちは寿命がありますし、調べられることにも時間的能力的な限界が存在しています。

だから完全な把握というのは不可能なのです。

自分に見える範囲で良い

次善の策として、自分に見える範囲で追跡するという方法があります。
これは現実的かつ有効な方法です。

確かに私たちの能力には限界があります。
しかしそれを言い訳にして、何もしないのも誤りです。
できる限りで自分の親切をチェックする。
そして何か不備や改善点が見つかれば、改めて次に活かす。

こうすることであなたの親切はブラッシュアップされ、より効果的になることができるのです。

長期かつ広範囲にわたって追跡する

追跡についてさらにお伝えすることがあるとすれば、それは「長期かつ広範囲に追跡しましょう」ということになります。

親切の影響はすぐに見える範囲で発生するとは限りません。

しばらく時間が経ってから、思いもよらないところで良い影響を及ぼしているということがあります。

ちなみに追跡の対象は親切を行った相手だけではなく、自分や相手の関係者も含みます。

特に自分の状況は多くの情報が手に入るため、ある程度時間が経過した後に自分が行った親切を再点検することで、非常に多くの発見が得られるでしょう。

まとめ

・親切が成功したかどうか、2つの基準がある

・一つは誰も損せずに誰かの状況を改善

・もう一つは許容できるコストでの改善

・成功を確かめるのは手間がかかるが、それに見合った報酬がある

ではまた!

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