誰も悪くないのに親切が失敗することはあるので、誰かを責めるのはやめて次に進む方法

親切は一人で行うとは限りません。

誰かと協力して行うこともあります。

気の合う仲間と行動して成功することは気持ちの良いものです。

一方で失敗すると一気に気まずい雰囲気になるかもしれません。

そこでしばしば考えられるのが、

「誰が悪かったのか」

と「人」に原因を求めることです。

しかし本当に原因は人にあるのでしょうか。

今回は誰も悪くないのに親切が失敗する原因と次に進むためのアクションについて考えます。

この記事はこんな人にオススメです

・物事がうまくいかないと自分のせいだと感じてしまう

・自分は失敗を予想できるのに、周りの無理解で回避できない

目次

誰も悪くないのに失敗する原因

まずは誰も悪くないのに失敗する原因から考えましょう。

善悪と成否は関係ない

前提ですが、物事の善悪と成功・失敗は関係ありません。

あなたの親切がうまくいかないことの原因は別のところにあります。

自分が何もかもできるわけではない

自分が何もかも上手くやっていれば失敗などしなかったと考えることも誤りです。

不手際やミスがあったかもしれませんが、それだけが要因ではあり得ません。

あらゆる親切は相手あってのことです。

また他にも関係者がいればその人たちの影響も無視できません。

人の行動には理由がある

一方で自分以外の他人に全ての責任を負わせるのも間違いです。

自分が正しい行動を選択できていたとしても、それを相手に伝えて行動を変えることができなかった事実に変わりはありません。

さらに言えば相手の行動を変えられなかったことにも、こちらではどうしようもない理由があった可能性があります。

人は全ての原因ではない

確かに親切における人間の役割は大きなものです。

しかしそれが全てではありません。

親切のために使おうとしていた道具や方法、環境など全てが関係しています。

次に進むために取れるアクション

それではそうした過去にとらわれることなく、次に進むためにはどのようなアクションを起こせばいいのでしょうか。

自分と他人の行いを振り返る

過去にとらわれることと、過去から学ぶことは違う行為です。

どちらも過去を見ることに変わりはありませんが、変えられない過去を活用するかどうかの姿勢に違いがあります。

それでは振り返る時に重要な2つのポイントについて解説しましょう。

何をしたか

まずは一体何が起きたのか把握しましょう。

特に何をしたか、自分と他人の行動を整理するのです。

何をしなかったか

次に何が起きなかったのか考えましょう。

これは可能性を探る行為です。

必ずしも事実とは限らない、しかし起きていたかもしれないことがなぜ起きなかったかという考察は、結果を正しく評価することに非常に役立ちます。

例えばある失敗をしたという事実のみを見ていると評価は難しいです。

しかしその失敗によって何が起きて、何が起きなかったかを考えると物事の価値に違う側面が見えてきます。

判断力と行動力を高める

正しい判断ができることと、正しい行動ができることは全く異なる行為です。

必ず成功できる方法はありません。

しかし違いを認識した上で、判断と行動を正しく実施できれば失敗を防いだりダメージを少なくすることができます。

ここでは判断力と行動力を高めるためのポイントをご説明します。

何をしたいか

まずは何をしたいか明確にしましょう。

事実に対してどんな意志を持つのか、自分の視点を持つことは成果の部分に関わる重要なことです。

目指す結果をフワッとした状態にしておくと、途中の行動がブレやすくなります。

何をして欲しいか

次に相手へ何をして欲しいか明確にしましょう。

要求事項を明確にすることは、自分の意思を明確にするのと同じくらい、相手にとっても重要なことなのです。

相手も自分が何を求められているのかわかれば、行動しやすくなります。

自分に何ができるか

最後に自分が何ができるのか明確にしましょう。

したいこととできることは違います。

できもしないことを請け負うから、失敗する確率が高まるのです。

まとめ

・親切は一人だけで行うとは限らない

・成果を見据えて行動する

・自分も相手も意思を明確に

・できることとやりたいことの区別をつけよう

ではまた!

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