「親切をしたいけれど、うまくできない」
こんな悩みを持っている人にはいくつかの共通した特徴があります。
今回はそうした親切がうまくできない人の“あるある”をまとめてご紹介します。
親切がうまくできない人の特徴10選
それでは親切がうまくできない人の特徴を10個ご紹介していきましょう。
【1位】親切する気がない
圧倒的1位です。笑
なにしろ親切にする気がないのですから。
こう考えている人は親切をうまく行う以前の状態なので、この特徴はあまり気にしなくてもいいかと思います。
ただし自分が親切をする動機が不明確で親切をする機会を逃していると思うのであれば、今一度振り返ってみることをオススメします。
【2位】威圧的な態度・言動
威圧的な態度や言動で接してこられていい気持ちのする人は少ないでしょう。
いくらこちらが親切にしようとしても、そうした態度では責め立てているように受け止められてしまいます。
ありがちなのは、自分では以下のように思っているパターンです。
・熱心に指導している
・相手のためには真実をはっきり伝えたほうがいい
・ここで甘い対応をしたら相手のためにならない
誠実な態度ではありますが、相手には違って映っている可能性があります。
【3位】話を聞かない
適切な親切を行うためには、相手の状況把握が欠かせません。
話を聞くことはその基本中の基本。
相手の話を遮っていないか、自分の話や意見ばかり言っていないか。
会話の割合が50対50より、自分の話で多くなってしまっている場合は要注意です。
【4位】親切をする余裕がない
そもそも相手に親切をするだけのリソースを持っていない状態です。
親切な人にありがちですが、困っている人を見ると何でもかんでも引き受けてしまいます。
「常に忙しい」
「最近ヒマと感じたことがない」
こんな方は他人に親切をするより、抱えているタスクを見直して、親切をするための余裕を作りましょう。
【5位】優柔不断
親切をしようかどうか迷ってしまう。
チャンスを逃していては親切はできません。
優柔不断さも一概に悪いとは言えませんが、やはり親切を行うには積極的な姿勢が大切です。
お節介と言われるような過剰な干渉はダメですが、何も話しかけられないのも同じく親切が行いづらくなります。
【6位】相手側の事情を考慮できない
あくまで親切は相手のために行うもの。
相手の事情を考慮せず、こちらの希望を押し通すものではありません。
親切を受ける側にも考えがあり、それは尊重したほうがいいものです。
こちらの親切が断られたとしても、親切心は伝わります。
【7位】物事を決めつける
しっかりと確認することなく、目に見えるものや手に入りやすい情報だけで判断を決めてしまうと適切な親切にはなりにくいです。
また人には様々な思惑があるもの。
自分の気持ちを否定されるような決めつけをされると、いい気分はしないでしょう。
【8位】臨機応変な対応が苦手
最初の見立てが間違っていることや状況が変わることはあります。
そんな時に上手に対応するためには、臨機応変さが必要です。
「もう決まったことだから」
「最後までやった方がいい」
というのはこちらのこだわりであって、相手には関係のないことです。
【9位】何事もミスが多い
実行が正確でなかったり、モレやヌケが多ければ親切の効果も大きく減ってしまうかもしれません。
親切のタイミングや相手の状況判断などが適切であっても、実行がきちんとしていなければ成果には結びつきにくいと言えます。
【10位】自分の得意なことがわからない
相手に対して、自分がどんな貢献ができるか。
そのためには自分の得意なことがわからなければ難しいでしょう。
効果がないわけではないので見過ごされがちですが、本当にその親切を自分がやった方がいいかどうかは考えた方がいい場合があります。
【補足】項目と順位を選んだ基準について
ここでは今回のランキングを作成するにあたり、どのような基準で決めたかをご説明します。
しんせつラボの独断と偏見
今回のランキングは特に調査などは行なっておりません。
経験に基づく独断と偏見です。
原因にどの程度影響しているか
基準の一つは「親切ができない原因にどの程度影響しているか」というものです。
影響があっても、親切ができるというものは順位を低くしてあります。
どれくらい多くの人に共通しているか
なるべく多くの人に共通していそうな、ありがちな特徴を選んでみました。
と言ってもこちらも感覚値なので人によっては違和感を感じるかもしれません。
他の項目と比較して親切を阻害しているか
ランキングは他の項目と比較しながら「どちらがより親切の適切な実行を阻害しているか」で判断しています。
つまり上位であればあるほど、より本質的な特徴です。
例えば人によっては、
「第9位のミスが多かったら、親切はうまくいかないんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
ご指摘はごもっともです。
ただ、親切の目的は単なる作業の成功だけではありません。
例えミスがあったとしても、手伝ってくれたことが「嬉しい」「ありがたい」ということもあります。
その気持ちが次の親切につながるのであれば、「【9位】何事もミスが多い」という特徴が及ぼす影響はそこまで大きくはないでしょう。
まとめ
・親切がうまくいかない人には共通した特徴がある
・ランキングを使って、振り返ってみよう
・ただしその特徴があるからといって、必ずしも親切ができないとは限らない
ではまた!
コメント