すぐに親切な対応ができる瞬発力は、すぐに身につけることができない

飛びかからんと様子を伺う猫さん

親切な人の特長として、臨機応変な対応ができるというところがあります。

臨機応変さも様々なスキルから構成された複合スキルですが、中でも最も重要なスキルの一つが「瞬発力」です。

しかしこの瞬発力は身につけようと思ってもすぐに身に付けることができません。

今回はこの瞬発力が親切においてどのような役割を果たすか、そして身に付けるにはどうしたらいいか解説します。

この記事はこんな人にオススメです

・親切する機会を見つけても、逃すことが多い

・物事に素早く対応したい

目次

ほとんどの親切は瞬発力がカギ

実のところ、瞬発力は親切を行うほとんどの場合でカギとなる働きをします。

どういうことか以下解説します。

親切の機会は限定的

親切をする機会は限られています。

本人が解決する、他の誰かが助ける、本人が立ち去ってしまう。

もっとも、これらは良い方向に物事が進んでいるので全然問題ないです。

問題なのは失敗という形で決着してしまう場合になります。

こちらが素早く親切ができなかったせいで、相手がなんらかの損失を被る。

そうなる前になんとかするために、瞬発力は必要なのです。

他の能力に対する優位性

より良い親切を行うためには、様々な能力をうまく使うことが大切です。

そんな能力の中でも、他より先に発動する瞬発力は大きな役割を果たします。

行動に移さなければ、その他の能力がいかに優秀だったとしても意味がありません。

その点で瞬発力は他の能力に対して優位であると言えるでしょう。

早く失敗し早く成功する

事前に見込んでいた通りに親切がうまく進むとは限りません。

その場合でも瞬発力は有効に機能します。

早く始めることによって、すぐに失敗したとしても、すぐに別の方法を試すことができるからです。

つまり早く失敗することで、早く成功することが可能になります。

瞬発力を身に付ける方法

ではそんな瞬発力を身に付けるにはどうしたらいいのでしょうか。

順を追ってご説明しましょう。

勉強

まずはインプットです。

勉強してください。

と言っても何の勉強をすれば良いかは人によって異なります。

勉強内容の決め方は「誰に対する親切なのか」という視点から考えることです。

周囲の人なのか、見ず知らずの人なのか。

職場の人なのか、近所の人なのか、家族や友人なのか。

目標が決まれば自ずと 勉強する内容の方向性も決まってきます。

トレーニング

次に勉強内容を基にしたトレーニングを行います。

もちろんこれも親切の内容によって異なります。

何かを教えるのか、相手の代わりにやるのか、一緒に行うのか。

どんな行動を通じて、どんな価値を提供したいのか。

トレーニング内容も一人でできるものもあれば、誰かの助けを借りる必要があるかもしれません。

実践

最後は実践です。

勉強とトレーニングを進め、ある程度形になってきたと思ったら実行します。

実践ほど多くを学べるトレーニングはありません。

初めは失敗するかもしれませんが、そこから学んでいくという姿勢を忘れなければ、やがてブラッシュアップされて成功確率が高くなっていくでしょう。

注意点

今回ご紹介した瞬発力ですが、注意してほしい点が一つあります。

何でもすぐに反応することとは違う

瞬発力と似て非なるものに「反応」があります。

反応は考えもなく反射的に相手へ親切をしようとすることです。

反射的に親切にすることの問題点は、何の準備もないこと。

何の準備もなければ相手の役に立つことはできるでしょうか。

瞬発力の前には必ず判断があります。

判断のためには勉強によるインプットが欠かせませんし、アウトプットの練習も必要です。

何でもかんでも「できます」はかえって相手に迷惑をかけてしまうでしょう。

まとめ

・親切をするのに瞬発力は重要

・瞬発力を鍛えるには多くの時間をかけて勉強やトレーニングをする

・すぐに反応することとは違う

・準備もなしに相手へ親切をするのは迷惑かもしれないと知ろう

ではまた!

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