「得意なことや大した能力がないので親切をしても役に立つとは思えない」と言って何もしないのはもったいない

スタートラインに立つ人の足元

親切をするためには、能力が必要です。

と言ってもそれほど大きな能力が必要なわけではありません。

日々のちょっとしたことが、大きな助けになる可能性もあるでしょう。

しかし、

「自分の能力なんて大したことはない」

「得意なことはないから、役に立てない」

という人は後を絶ちません。

今回はこうした思いを抱える方が一歩踏み出すために、どう考えて行動したらいいか考えます。

この記事はこんな人にオススメです

・人に親切をする自信がない

・自分の能力なんて大したことない

目次

自信過剰より謙虚だからいいというのは本当か

自信がないから親切ができないという方の中には、

「自信過剰より謙虚の方がいいのではないか」

という意見があるかもしれません。

一見すると確かに自信過剰よりはいいかも、と考えさせられます。

では本当に正しいのか、検証して行きましょう。

親切な人は自信過剰?

そもそも親切な人は自信過剰なのでしょうか。

あり得ないことではないですが、なんだか親切な人のイメージから遠いです。

押し付けがましく、上から目線のような印象を感じます。

原因は「自信がない」から「自信がある」を飛ばして「自信過剰」を持ち出したことでしょう。

論理が飛躍しすぎているのです。

謙虚だから親切をしない?

一方で謙虚な方がいいということはどういうことなのでしょうか。

まさか謙虚な人は親切をしないという意味ではないでしょう。

むしろ親切な人は謙虚な人が多いイメージです。

控えめで、相手のことを慮り、適切な行動をとる。

何事もバランス

確かに謙虚さは大切です。

しかしそれを理由に行動を起こさないのは、いかがなものでしょう。

何事もバランスです。

ほどほどの自信、ほどほどの謙虚さ。

これを保つことが無謀な行動なしに、挑戦を継続するコツです。

親切することを避ける理由

では自信のない人が親切することを避ける理由とは一体なんなのでしょうか。

人から批判されたくない

残念ながら親切をすること自体に批判をする人はいます。

「偽善」

「時間の無駄」

「意味なんてない」

自分の親切に意義や理由を見い出している人でさえ、こうした批判は辛いものです。

自信のない人からすれば

「どうしてそんなリスクをとる必要があるのか」

と考えても不思議ではありません。

失敗が嫌い・怖い

何かをして失敗することは嫌なものです。

自信のない人に取っては恐怖すら感じるかもしれません。

失敗へのネガティブな感情と自信のなさは表裏一体です。

失敗を嫌がって、挑戦しないので自信がありません。

自信がないので、失敗が嫌だったり怖かったりします。

このような負のループにハマっているのも原因の一つでしょう。

成功以外はダメだと考えている

理想のハードルが高すぎるのも原因かもしれません。

成功以外はダメだと考えているタイプです。

実際には親切な人でも大きな成功というのは、あまりないでしょう。

そもそも相手の役に少しでも立てればいいと考えるのが親切な人なので、あまり成功や失敗を意識しません。

1回の失敗で未来が全てダメになるか

しかし1回の失敗で、何もかも現在も未来も全てダメになるものでしょうか。

ここでは失敗について考えます。

失敗にも程度がある

当たり前の話かもしれませんが、失敗も色々です。

程度というものがあります。

全てが致命傷ということはなく、回復可能なものと不可能なものに分かれているだけです。

案外難しい失敗の認定

意外かもしれませんが、失敗を明確に決めることは難しいです。

仮に期待された成果を得られるのを成功だとしましょう。

ではそこに至る過程は全て失敗なのでしょうか。

また過程が同じでも結果が違うことがありますが、それはどう考えるべきでしょうか。

結局は時間軸や目的をどこに取るかによって、成功や失敗の認定は大きく変化せざるを得ないのです。

失敗から成功に至ることも

苦労して成功と失敗を認定しても、まだ先があります。

なんと人間は失敗を活用して、大きな成果を上げることがあるのです(笑)

歴史を紐解いてみてもそんな事例ばかりです。

気になる方は試しに「失敗から成功した人」で検索してみてください。

こうなると「失敗したら全てダメになる」というのは何なのか、呆然としてしまいます。

あなたはすでに親切をしているかも

さらに衝撃的な事実をお伝えしてしまうかもしれません。

それはどんな自信のない人でも、すでに親切をしている可能性がとても高いのです。

どういうことか、ご説明しましょう。

1日を振り返ると

今は夜。

本日もお疲れ様でした。

1日を振り返ってみてください。

家を出て、学校や会社に行って、勉強したり仕事をしたり。

疲れて帰ってきて、夕ご飯を食べて、家族と過ごしたり、趣味に時間を使ったり。

大変だったけど、いつもの1日というところです。

さてその中で親切の回数や時間はどれくらいあったでしょうか。

「もちろんゼロに決まっている」

「特に人を助けたり、何か代わりにやったということはない」

「自分のやること、やりたいことで精一杯だった」

そんな方も少なくないかもしれません。

ただし、それは本当のことだと自信を持って言えますか?

どこまでが自分のため?

全く人に親切をしないということは、あなたの1日は

「自分のために何かをしている」

か、

「誰のためでもなく何かをしている」

しかあり得ません。

さて、これらを明確に切り分けることができますか。

そう考えると完全に自分のための行動が取っているか、にわかに自信がなくなってきたのではないでしょうか。

意外とリスクを取っているかも

このように多くの人は、自分で親切をしていることに気づいていないです。

自分からは自分の行動がよく見えません。

相手から親切な行動も、自分には普通の行動に見えます。

ということは私たちは気がつかないうちに、リスクを取っている可能性がとても高いです。

さらに私たちは自分の行動をよく覚えていません。

何気なく行動してしまうことも多いです。

今の能力は親切の実行に関係ない

このように能力は関係なく、私たちは親切を含めた様々な行動をしています。

能力の範囲で親切はできる

要するにどんな人も、能力の範囲内で親切はできるのです。

そして気づいてないだけで、意外と親切を行っています。

能力は伸びていく可能性がある

今の能力には自信がないという人も、これから成長するかもしれません。

失敗とか成功とかは今の時点の話でしかないのです。

今後、能力が伸びて親切な人になれる可能性は大いにあります。

まとめ

・今は自信や能力なんて不要

・失敗しながら、成長していく

・未来に向かって行動していこう

ではまた!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次