こんにちは。見習い研究員のHIROです。
時として親切が裏目に出て、相手の気分を悪くすることがあります。
簡単に言えば“嫌われてしまう”わけです。
「こちらは親切をしようとしているのに・・・」
今回は親切をして相手から嫌われる理由と対策について考えます。
なぜ嫌われるのか
押し付けがましい
正しいことでも伝え方には工夫が必要です。
さらに相手がすぐに理解してくれるとは限りませんから、待つ姿勢も大切になります。
にもかかわらず、
「こうした方がいいよ」
「すぐああした方がいい」
などと相手の行動を、こちらで決めてしまう。
これでは相手がいい気分になる可能性はかなり低いものとなるでしょう。
上から目線
親切をする時、相手よりも優位な立場にあることがあります。
例えば、
・相手より知っている
・相手よりうまくできる
・相手より時間に余裕がある
・相手より力が強い
など、相手よりできることがあるから、親切もできるという面は否定できません。
もちろん優位でなくとも親切はできるのですが。
問題は優位な立場であることを、どうやって相手に伝えるかということです。
あからさまな上から目線こそなかったとしても、暗に相手を下げるような発言をしてしまうと同じ効果を発生させてしまいます。
ありがた迷惑
親切をしようという気持ちはありがたい。
しかし、やってほしくはない。
もしかしたら相手はこんな気持ちかもしれません。
このタイプの親切が厄介なのは、なんと言っても「繰り返される」ことでしょう。
面と向かってNOが言えないことが多いので、親切をした側は反省したり控えたりしようとしないのです。
嫌われた時の対策
そもそも親切をしない
余計なことをしなければ、親切が原因で嫌われることもありません。
究極の解決策です。
ただし親切のメリットも捨ててしまうことになります。
対策としてはあまり良いものではなさそうです。
謝罪する
「こちらに悪気がないのになぜ謝らなければいけないのか」
その通りです。
謝る必要はありません。
しかし選択肢の一つにはなります。
この場合の謝罪には、
・相手の気持ちを落ち着ける
・自分のできていない部分に気づく
・こちらに悪意がないことを明確にする
という効果が期待でき、いずれも状況の改善に役立つでしょう。
行動を改める
嫌われたことは残念ですが、親切にしようとしたことは評価できます。
ぜひ自分自身を認めて、できたら褒めてあげましょう。
一方で良くない点があったことも事実です。
良くない点は改めて、それを相手に伝えましょう。
謝罪とセットにすると効果的です。
諦める
謝って行動を変えても無理なものは無理という人もいます。
諦めましょう。
相手が受け入れる準備ができていないのに、関係を修復するのは困難です。
ただし全面的に諦める必要はありません。
焦って余計に相手との関係を悪化させないのが、諦めの目的です。
注意点
嫌われたのは親切が原因か
ところで嫌われた原因は、こちらが親切をしたことなのでしょうか。
元々嫌われるような原因があった可能性はないでしょうか。
本当に嫌われたか
さらにそもそもの話ですが、本当に相手は「あなた」を嫌っているのでしょうか。
物事がうまくいかないと、ついネガティブに考えてしまいがちです。
何気ない相手の仕草を、嫌っている証拠であるかのように錯覚してしまう可能性だってあります。
まとめ
・親切はやり方や伝え方が大切
・嫌われたらとりあえず謝るのも手
・気のせいということもあるので、相手をよく確かめて
ではまた!
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