こんにちは。見習い研究員のHIROです。
今日は読書が大好きな私が考える「親切じゃない本」の特徴について書いていきます。
まずはタイトルの答え。「時間の無駄だから」です。
少なくとも全てを読み切る必要はないと思います。
私は「この本不親切だなあ」と感じたら、役に立ちそうなところだけ掬い読みにして、
他の親切な本を読みます。
では親切じゃない本の特徴は何か?どこを見ればわかるのか?
親切な本は意外と見つけるのが難しいのですが、その逆は簡単です。
以下特徴と解説です。
①読みにくい
フィーリングで大丈夫です。
単に読者の読解力がないからという可能性はもちろんあります。
「読書百遍 義自ずからあらわる」ということわざもありますし、
ちょっと読んだだけでは、良さがわからない本はたくさんあります。
しかしそうした本で難しい部分は2〜3割です。
あとは意味が通じるようにわかりやすく書いてあります。
ところが親切じゃない本はこの割合が逆転しています。
読み始めて「何だかわかりにくい」「読みにくい」と感じたら、
真ん中や最後の方の章を読んでみてください。
同じように読みにくいと感じたら、そっと本を閉じることをお勧めします。
②無駄な繰り返しが多い
重要な部分を繰り返すのは良くあることです。
ただし親切じゃない本は、重要じゃない部分も繰り返します。
すると読者は似たような話が延々と続くことに、飽きます。
やがて重要な部分がどこなのか、わからなくなってしまいます。
③矛盾がある
長く詳細な本文中でなら、百歩譲ってそういうこともあるかもしれません。
しかし目次でやっている場合があります。そうした本は要注意です。
例えば「〇〇はダメだ」と書いたあとの章で「〇〇がダメだと思っているやつはダメだ」と書く。
整理ができていないのです。
読者に主張が齟齬なく届けられないのは、不親切と言わざるをえません。
④主張の根拠がない
なぜそうなるのか、なぜそれが正しいのか。
「なぜ」に答えていない本は、親切とは言い難いです。
ただし全ての解説をするのは、紙面の都合で無理でしょう。
チェックするのは、筆者が最も訴えたいことに根拠があるか、という点。
例えばタイトルで「成功するには〇〇をしましょう!」と書いてあったとして、
その根拠を書かずに、〇〇をやった結果ばかりを書いてある場合はちょっと怪しいです。
理由や原因がわからないなら、それはそれでいいのです。
「仕組みはわからないが、〇〇をすると△△になる」と正直に書くのは親切な著者です。
根拠がない主張は信用していいものか分からず、判断がしにくくなってしまいます。
結果、主張が正しくても、行動にうつされることはなく、せっかくの知見も活かす機会を失ってしまうのです。
長くなってきたので今日はここまで。ではまた。
【工事進捗】
・そろそろメニューやカテゴリーの充実をさせたいです。
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