こんにちは。見習い研究員のHIROです。
何かミスしたり良くないことが起きたりすると、誰しも言い訳をすることがあります。
今回はそんな言い訳の親切な取り扱い方を考えます。
自分では気づきにくい
積極的に言い訳をしたい人はそれほど多くないと思います。
「言い訳をすると相手から良く思われない」と考える人も少なくありません。
では、なぜしてしまうのか。
正常な判断力を失う
言い訳をするような事象を行なってしまった場合、本人は不利な状況に置かれます。
周囲から責められたり、何か補償をしなければならなかったり。
もしくはそうした状況が予想されるだけでも精神的に大きな負荷がかかります。
そうなると普段持っているであろう正常な判断力は期待できません。
また何らかの原因で判断力に異常があったからこそ、失敗やミスがあったとも考えられます。
自分で自分を騙す
何かのせいにした方が、自分自身をショックやダメージから守ることができます。
自分を守るために、事実から目を背けて自分を騙すのです。
原因がわかっていない
そもそも原因がわかっていれば、ミスしない可能性が高いでしょう。
良くわからないまま行動し失敗している場合は、本人の原因分析が言い訳がましく聞こえてしまいます。
相手の言い訳は良くわかる
事象から影響を受けにくい
ミスや失敗によって精神的なショックを受けたり、肉体的なダメージを受けたりすると正常な判断は難しくなります。
当事者以外であれば、多少の被害や影響を受けることはあっても、冷静な判断力を保つことができます。
事実を直視できる
当事者でなければ、辛い現実と向き合うことも比較的行いやすいです。
視野を広げやすい
失敗のショックや思い込みに囚われることがないので、他の可能性に気づきやすくなります。
結果として視野を広く持ち、より正確に物事を見ることができるでしょう。
良く聴くことの親切さとは
話しているうちに落ち着く
話をしているうちにだんだんと気分が落ち着いてきます。
これは話すことでスッキリするという心理的な効果が一つ。
そして話をしている中で内容を整理できるからです。
質問によって気づかせる
話を良く聴く中で短く質問してみましょう。
ポイントとしては、
・あいまいな部分
・矛盾しているところ
・その時の感情
・他に何か出来事がなかったか
などです。
こうして話を整理して、見落としている部分を修正できるよう手伝うことで、相手は徐々に本当の原因に辿り着きます。
相手自身の力で立ち直る
言い訳している人を見ると、残念な気持ちになったり不満をもったりします。
しかし失敗やミスの原因が相手にあるのだとしたら、相手にはそれを改善する力があるはずです。
相手を信じて良く話を聴き、立ち直ってもらうのがより良い親切でしょう。
まとめ
・言い訳をしたいのではない
・相手はダメージを受けているだけ
・落ち着けば解決できる力がある
・良く聴くことで立ち直る手助けをするのが親切
ではまた!
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