相手に遠慮して何も言わないのは親切ではない

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

今回は表題の通りなのですが、テーマはコミュニケーションの重要性についてです。

では、考えていきます。

この記事はこんな人にオススメです

・相手は言わなくてもわかるだろう

・なんで相手はこちらをわかっていないのか

目次

遠慮は多くの場合で正しい

慎み深さ

人はそれぞれ意図があって行動しています。

その意図を汲み取って助けてくれる人がいると、とてもありがたいものです。

その意味で慎み深さとしての遠慮は、多くの場合で良い方向に作用します。

例えば、

・すれ違いになるときに道を譲る

・全て取り尽くさずに、他の人の分を残す

・自分の実績をアピールせず、他人のいいところを認める

のような行動は周囲との摩擦を少なくし、お互いに気持ちよく過ごせるでしょう。

将来を考える

今だけに集中しすぎると、将来の危険や困難を予想できず、苦しい思いをすることがあります。

「遠くのことを慮る」という本来の意味の遠慮を行うことで、未来の良くないリスクに備えることができるのです。

過度な干渉はNG

上記とは反対にどんどんこちらへ侵入して来るかのような行動は、多くの人が嫌がるところです。

例えば、

・こちらのミスを逐一指摘してくる

・断りなくこちらの仕事を勝手にやる

何も言わないのは正しいか

では何もしないことが

遠慮は何もしないことではない

慎み深いことと行動しないことは同じではありません。

実は慎み深くあるということは、積極的な行動なのです。

なぜなら慎み深くあるためには、その場に応じた行動を取らなくてはいけないからです。

その状況において何が求められているのか、そこに自分がどんな貢献ができるのか判断して行動しなくてはいけません。

そのためには自分の状況はもちろん、相手や周囲の状況も理解する必要があります。

このように多くの情報を収集・分析するためには受動的な態度だけでは不十分です。

自分から積極的に動いていくことになります。

考えた上での行動が大切

遠慮を伴わない行動が良くないのは、そこに考えがないからです。

自分がしたいからする、何となくで行う。

それでは結果が思わしくない時に、なんの反省もできません。

反省ができないということは改善も難しくなります。

相手の視点から考える

言われなくてはわからない

何も伝えようとしなければ、相手はこちらの意図を十分に理解してくれません。

試しに学校や職場で黙って座っている人の心情について想像してみてください。

すると、

・誰かを待っているのだろうか

・何か悩みがあるのだろうか

・今日の晩ご飯について考えているのか

・週末のキャンプの予定でも考えているのか

・寒いと思っているのか

・腰が疲れたと感じているのか

というような種類の憶測をされたでしょう。

でもちょっと振り返って考えてみれば、「試しに考えて」と質問される前はそんなこと考えもしなかったのではありませんか。

そう、多くの人は周囲の人の意図を深くは考えないのです。

疑わしきは被告人の不利に

ではどんな時に相手の意図を深く考えるかと言えば、多くは危機や不安といったネガティブな感情を覚えた時です。

そしてそんな時ほど相手の意図を悪く考えてしまいがちになります

その方が安全で有利に行動することができるからです。

相手に何か怪しい素振りがあったら、とりあえず疑って悪意があると決めつけた方が、それが本当でも間違いでも対応しやすく生存に有利です。

相手に正しく意図を伝える習慣を

そのため自分の意図を正しく伝えておくことは、多くの場合で良い効果があります。

ちょっとした声かけでいいのです。

「相手もわかるだろう」と思わず、「今どんな感じ?」と確認すること。

そんな習慣を身につけるだけで親切が捗るようになります。

まとめ

・相手に言わなければ伝わらない

ではまた!

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