こんにちは。見習い研究員のHIROです。
親切をしようとするとき、自分が得意なことや好きなことができる場面ばかりではありません。
ときには自分が苦手なこと、嫌なことをしなければ親切ができないということもあるでしょう。
今回はそんな場面に備えて、事前にできることはないか考えます。
嫌なことはしなくていいか
しなくていい
嫌なことなんて、しなくていいです。
何をしようがその人の自由です。
しかし現実には苦手なことや嫌なことをしてしまうのが人間です。
自分自身を振り返っても、しなくていいはずなのにしてしまっていることがあります。
なぜ嫌なことをするのか
人によって色々と理由はあるかと思います。
しかし突き詰めれば以下の2つに行き着きます。
メリットの方が大きい
嫌なことをしてもなお、メリットの方が大きい場合です。
例えば、
・テストの点が良ければ欲しいものが買ってもらえるので、一生懸命勉強する
・辛い仕事だが、好きな人に喜んでもらうために引き受ける
・筋肉をつけて身体能力をアップさせるために、キツい筋トレを行う
これらの嫌なことはしなくても特に問題ないものです。
しかし、実施すれば結果として大きなメリットが得られることになります。
親切に関していえば、親切をするコストよりも相手が得るメリットが大きい場合がこれに当たるでしょう。
デメリットの方が大きい
もう一つが嫌なことをしないと大きなデメリットが発生する場合です。
例えば、
・早く寝ないと、遅刻する
・歯磨きをしないと、虫歯になる
・節約をしないと、借金することになる
これらのことは行わないと問題が発生する可能性が高いものです。
実施してもプラスはありませんが、大きな損害を避けることができるため、問題が起きるよりはメリットがあると考えられます。
親切に関していえば、親切にするコストよりも相手が被る損害の方が大きい場合がこれに当たるでしょう。
結果を受け入れることができれば問題ない
どのような結果になっても受け入れることができれば、その人は自由です。
メリットが得られなくても、デメリットが発生しても、どちらでも構わないという状況を作ることができれば、嫌なことからは逃げられます。
ここに嫌なことから逃げても親切をするヒントがあるのです。
目的から考える
つまり親切の目的から考えて、それが達成できれば良いわけです。
誰かに方法を縛られていたとしても、状況が別の方法を許さなかったとしても、常に他の方法を考えることは長期的に見て良い結果をもたらします。
なぜなら親切は一回で終わるわけではなく、生きていく以上何度も機会がやってくるからです。
それでは目的から考える視点をいくつかご紹介しましょう。
他に方法はないか
単純にその方法以外の方法を考えてみましょう。
例えば相手に何か伝えることで親切にする場合でしたら、
・会って話す
・メモや付箋に書く
・誰かに伝言を頼む
・イラストを描いて伝える
・電話やPCなどオンラインで伝える
など複数の方法があります。
仮に話すのが苦手であったとしても、他の方法を使って伝えれば良いのです。
このように目的に合わせて手段を書いていくと、思わぬ活路を見出すことがあります。
目的は正しいか
目的自体を疑ってみましょう。
自分では「そうしなければならない」「これが必要だ」と思っていても、よくよく検討してみると実は他の目的が隠されていることがあります。
例えば次の質問を目的にぶつけてみましょう。
・なぜその目的を果たさなくてはいけないか?
・目的を達成すると、誰がどうなるのか?
・目的の達成と自分のやりたいことはどの程度重なっているか?
嫌いを好きにする
なかなか難しいことですが、嫌いなものを好きにすることで、前提を崩す方法もあります。
嫌いなことの原因を改善したり、嫌いなことの中に好きな部分を見つけたり。
特に有効なのはあなたがこれまで嫌いだったことの中で好きになったことを探すことです。
完全な再現性はないかもしれませんが、ヒントくらいは得られるかもしれません。
また同じように他人に嫌いなものを克服した例を聞くというのも良いでしょう。
注意点
ただ逃げるだけはNG
嫌なことから逃げるのはOKですが、そのままにしても問題は解決しません。
逃げると同時に、別の方法でアプローチすることで問題解決をすることが大切です。
もちろんそうした余力を生み出すために、一時的に逃げるのはアリだと思います。
まとめ
・嫌なことから逃げてもOK
・目的から考えて対処しよう
・逃げっぱなしはNG。自分でなんとかするという姿勢が大切
ではまた!
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