お酒は親切にどんな影響を与えるか

みんなで乾杯

・20歳未満の方の飲酒は法律で禁じられています

・20歳以上の方もお酒は適量を守りましょう

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

あなたはお酒に対してどのような印象を持ってますか。

未成年の方は当然飲んだ経験がないと思いますので、ピンと来ないかもしれません。

基本は冒頭の注意文の通りなのですが、大人になると何かと付き合う機会が出てくる方もいるでしょう。

ということで今回はお酒と親切について考えます。

この記事はこんな人にオススメです

・お酒好きの方

・お酒と親切は関係ないと思っている方

目次

基本的な考え方

アルコールは健康に良くない

冒頭から残念なお知らせです。

アルコールは健康のためには良くありません。

昔は「少しの飲酒は健康に良い」とされてきました。

ところが最近の研究ではこれに疑問を投げかける結果が出てきています。

飲酒の効果も全くないとまでは言い切れないようですが、「少ないに越したことはないよね」という意見が有力になりつつあるようです。

どんなプラス効果も他で代用できる

仮にアルコールのプラス効果があったとしましょう。

例えば血行が良くなるので、適度な飲酒が狭心症や心筋梗塞には良い影響があるのではないかという研究があります。

また飲み会など、いわゆる「飲みニケーション」によって同僚や友人との親睦を深めることができるでしょう。

しかしこれらの効果はアルコールのみが実現できるわけではありません。

病気については、バランスの取れた食事や適度な運動、十分な睡眠が重要です。

周囲と親しくなるには飲み会でなくとも昼食やコーヒーブレイクなどの飲食で効果があります。

アルコールの効果を否定するわけではありませんが、それが絶対必要なわけではないということです。

ただし飲むのは自由

しかし飲むこと自体は個人の自由です。

健康を大きく害さない範囲で飲めばいいと思います。

確かに飲まない方が健康に良いというのは多くの研究が明らかにしているところです。

しかし人間は正しいことだけを行なっているわけではありません。

アルコールを咎めるのであれば、その他にも人体に良くないとされている物質はたくさんあります。

例えば砂糖はどうでしょう。

食べすぎれば肥満や虫歯の原因になります。体質や食習慣によっては2型糖尿病になる人もいます。

にもかかわらず砂糖は規制されていませんし、世の中の人の多くも普通に食べているのが現実。

要するにバランスの問題なのです。

多すぎるのは良くありませんが、完璧を目指そうとすると苦しくなってしまいます。

メリット

では親切におけるお酒のメリットとは一体なんでしょうか。

一緒に飲める

親切で大切なのは円滑なコミュニケーションです。

毎度「聞いてください」とか「質問しましょう」とか言っていますが、どれもコミュニケーションを促進させるための方法です。

飲酒によってリラックスした雰囲気を作りだし、話が弾むというのは親切という面からは良い効果でしょう。

酒好きの人と話が合う

飲んでいない時でもお酒を嗜んでいる人同士はコミュニケーションが取りやすいです。

ただしお酒にも好みがあるので、こちらは活用できる範囲が限定的かもしれません。

デメリット

ではデメリットについても考えましょう。

能力の低下

思考力、判断力、注意力、記憶力、感情抑制、様々な実行機能、身体機能。

これら全部がお酒を飲んでいない時より低下します。

単純に考えて飲んだときに親切をするのは難しいです。

親切は相手の状態を推測し、自分の能力を使って問題を解決するという、高度な能力が要求されます。

飲んでいると感情を抑えるのが難しくなったり、複雑な思考をすることができなくなりますから、これを実現するのが困難なことはお分かりいただけるでしょう。

まとめ

・お酒は健康にも親切にも良くない

・ただし相手との関係を深めるのには役立つかも

・デメリットを理解した上で、節度ある飲酒を

ではまた!

参考:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-001.html

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次