こんにちは。見習い研究員のHIROです。
今回考えていきたい親切なモノは「服」です。
ほとんどの人からすると、着ていて当たり前のモノになるかと思います。
では当たり前のモノのどこに親切が隠れているのか、考えていきましょう。
どこが親切なのか
体を守る
人間が服を着るようになったのは、そうする必要があったからです。
裸だと葉っぱや木々と触れたときに擦れて痛いとか、動物からの攻撃に対処するという目的があったと推測されます。
体温の調節
服を着ることによって体を温めたり、涼しくしたりします。
最近は汗を吸収することで発熱したり、反対に汗の蒸発を促すことで涼しく感じさせたりする特殊な素材が開発されています。
服そのものが温かったり冷たかったりするわけではなく、着ている人の力をうまく活かすことでこうした機能を発揮しているわけです。
外見を良くする
適切な服装は着た人の印象を良くします。
例えば面接を受ける際に、フォーマルなスーツとTシャツにジーンズどちらが印象がいいか。もっと言えば採用されやすいか。
もちろん採用されやすいのは前者でしょう。
服を着るだけでその人の職歴や能力が変化することはありませんが、明らかにその人の価値を良く見せることができます。
オススメの使い方
着る
基本はこれですね。
誰かが着なければ機能を発揮することはありません。
誰かに使ってもらう
自分が使わなくなったときに、誰かに使ってもらうという選択肢があります。
家族や友人などにプレゼントしたり、リサイクルショップなどに持っていって古着として売ったりできます。
気にいる人が入れば、自分でない誰かが使っても良いというのはありがたい点です。
布として使う
素材そのものを別の何かとして使う方法もあります。
例えば雑巾とかタオルに作り替えて、掃除用や衛生用として利用できます。
注意点
TPOに合わせる
服を着るときには、時と場所、場合を考慮する必要があります。
いくらカッコよくて機能性も高いとしても、場合によっては周囲に不快感を与えるかもしれません。
洗濯・お手入れ
とても役に立つ服ですが、その親切さを発揮するにはメンテナンスが重要です。
使い終わったら、素材にあった方法で洗濯しなくてはいけません。
また場合によってはシワにならないようにアイロンがけをしたり、特殊なハンガーにかけたりなどのお手入れが必要です。
機能・デザイン・価格
これは服を入手するにあたっての注意です。
機能とデザイン、そして価格は全て満たすのは難しく、大抵どれか1つ以上が犠牲になります。
バランスを取るためには、服を着る目的を明確にしておかなくてはいけないでしょう。
まとめ
・服は着る人を守るだけでなく、良い面を引き立てる
・全ての良い点を実現することはできない。どこかでバランスを取る
・目的を明確にして、適切な使い方を
使う人の本質を変えることなく、様々な価値を作り出す「服」。
自由を尊重した親切さのお手本ですね。
ではまた!
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