こんにちは。見習い研究員のHIROです。
過去の記事を読むと、
「話しかけましょう」とか「質問しましょう」とか、
全ての人が話せるのがカンタンで当たり前のように書いてしまっています。
大変申し訳ございません。。
私もかつては人と話すのが苦手でした。
しかし紆余曲折を経まして、だいぶマシになっております。たぶん…
ということで今回は親切する分くらいには困らない、話しかけ方の一つの工夫として「用事を作る」をご紹介します。
なぜ話しかけづらいのか
相手が何かしている
何かやっている最中とか、忙しそうにしていると話しかけづらいです。
仕事中切りの良いタイミングで話しかけようとすると、大抵別の人が話しかけるので、なかなか自分の話を伝えられないという人もいるでしょう。
相手が不機嫌
不機嫌な相手に話しかけるほど嫌な事もないです。
というかこの状態は近寄らない方が吉。
機嫌が良くなるようなグッドニュースでも持っていない限りは、話しかけると却ってあなたの印象を悪くしかねません。
迷惑になるかも
上記のような明らかにネガティブな雰囲気がないにも関わらず、自分の憶測によってブレーキがかかっている状態です。
「こんな初歩的な質問したら嫌かな」
「実は今集中したくて話したくないかも」
もちろんこうした憶測が正しいこともあります。
ただし間違っている可能性もあるので、やはり話してみないことには真実はわからないです。
恥ずかしい
特定の人に対して、何となく気恥ずかしさを感じることです。
相手に好意を持っていて、なおかつ自分の弱みや悪い部分を見せる場合にそうした感情が出てきます。
嫌われたくない、悪い印象を与えたくないという意識の裏返しです。
緊張する
特定の人に対して、ネガティブな感情を持って警戒します。
相手のことが苦手で、なおかつ自分の自分の弱みや悪い部分を見せる場合にそうした感情が出てきます。
恥ずかしさと似た感情ですが、感じるストレスは大きく、心身によくない影響が出ることが多いです。
話せる相手とそうでない相手の違い
関係性
話すことが楽な人はすでに何らかの関係性が出来上がっています。
例えば学校の友達や職場の先輩・後輩など、あなたが所属するコミュニティの人であれば、話をするのも苦ではないことが多いでしょう。
一方で初対面の人と話すのはかなり困難です。
相手のことがよくわかりませんし、知っていたとしても相手があなたを知らない場合、良好な関係性をすぐに作るのは難しいでしょう。
慣れ
事前にメールや電話など何らかのコミュニケーションによって相手に慣れていると、実際にあった際に話すのも比較的カンタンです。
また積極的なコミュニケーションをとっていなくても、毎日顔を合わせて軽い挨拶をするだけで、だいぶ抵抗感が和らぐでしょう。
用事がある
何か用事があって、必要があって話しかけるのはカンタンです。
関係性も慣れも不要です。
これまでみてきた話しかけにくさの原因たちも、必要性には勝てません。
ただし、必要性を感じればという条件がつきます。
多くの場合で、
「話すことのものじゃないし」
「また何かの機会があれば」
こうした言葉で必要性を薄めてしまいます。
だから話しかけることが難しくなるのです。
用事の作り方
必要性の高い緊急の用事など滅多に起きません。
日常で多くみられるのは、必要性が薄く、話しかける動機としては低いレベルの用事ばかりです。
そこでこれを逆用します。
必要性が低くても、数をたくさん打てば良いのです。
ということで試行回数を増やすために以下のような方法をオススメします。
用意した質問
その場で質問を考えるのは意外と難しいもの。
そこで定番の質問をいくつか持っておくのです。
例えば、
・好きな食べ物
・趣味
・最近行った旅行先
のようなもので大丈夫です。
さらに大切なのがその先を用意しておくこと。
そのためには目的を決めておく必要があります。
それを聞いてどうするのか、何のためにその質問をするのか。
そうした意識を持つだけでも、質問の質は変わってきます。
頼み事をする
頼み事自体に抵抗があるという人もいるでしょう。
まずは以下のような小さなものから始めるのをオススメします。
・その人のそばにあるもの取ってもらう
・メールの宛先を確認してもらう
・ついでの買い物やゴミ捨て
・第三者への伝言
・困っていることについて意見をもらう
まとめ
・人のことは外からではわからない
・話を作るきっかけは用事を作ること
・準備をすれば怖くない
コミュニケーションをどうとっていくかは難しい問題です。
私もまだまだ模索中ですが、より良い親切のために今後も勉強していきます。
ではまた!
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