【親切なモノ】手書きに隠れた親切さとは?【1:紙とペン】

机の上に紙とペン、そしてブレイク用のコーヒーが白カップに注がれて置いてある

こんにちは。見習い研究員のHIROです。

役立つけど親切じゃないモノについてまとめたので、やっと本題の親切なモノについて書くことができます。

このシリーズでお伝えしたいのは「モノは私たちに親切をしてくれている」ということです。

そしてモノの親切から自分の親切に何をどう活かすのかのヒントを掴みたいと思います。

あまり深く考えず、「こんな見方もあるのか」くらいに読んでいただければ幸いです。

この記事はこんな人にオススメです

・もうデジタルがメインなので紙なんて使ってない

手書きなんて面倒だと思っている

目次

どこが親切なのか

すぐに使える

何かあった時にすぐ書けるのは非常にありがたいです。

日常の中でふとした時に思いついたことも、仕事の時に頼まれたことも忘れる前に書くことができます。

PCだとキーボードが必要ですし、スマホも画面を見ながらになるので注意がそれることがあり、ミスを招く可能性があります。

紙は手元を見なくても走り書きすることができるのが強みです。

なんでも書ける

文字でもイラストでも書ける。

最近はタブレットとスタイラスペンで同じことができるようになってきましたが、まだまだ紙とペンの書きごこちには至っていません。

なかなか文章だけだと説明しづらいこともあります。

そんな時にイラストと文章の両方が書けるのは、物事の理解を大きく助けてくれます。

集中できる

今や集中力は貴重な資源です。

タブレットもいいのですが、いかんせん色々できてしまうので、ニュースを読んだり動画を見たりしてしまいます。

さらに良くないのがメールやSNSなど通知が来ることです。便利な機能ではあるので、全てをオフにするのは難しいという方も多いでしょう。

紙とペンであれば書くことと考えることに集中できます。

紙には検索機能もお知らせ機能もありませんからね。

オススメの使い方

アイデア出し

紙は何を書いてもいいので、縦横無尽にアイデアを出していくことが可能です。

PCに向かって文字だけでアイデアを出すのもいいのですが、アイデア同士の繋がりや順序、モノの配置や使い方を考えるときに紙は便利です。

また道具もボールペンや色鉛筆、マーカーなど用途別に使うことができます。

これがPCやタブレットだと同じスタイラスペンを使うことになるため、機能の切り替えが必要です。

確かに便利なのですが、様々な道具を使って考えを整理するためには各道具ごとに役割を持たせた方がわかりやすいです。

「良いアイデアは青ペンで囲む」

「注意事項は赤マーカーでチェック」

「イラストは色鉛筆で彩色する」

完成品としては同じようなモノでも、手書きの場合は様々な手段を用いて作るため、印象の強さや気づきの広さがデジタルとは異なってきます。

思考の整理

手書きの良いところは書いたものを編集しにくいところにあります。

例えばPCだと「あまり良くないな」と思った文章はすぐに削除できます。

順番を変えることも簡単です。

しかしその失敗や良くないと思ったことからアイデアが生まれることがあります。

思考を整理するためには、まず全ての思考をどこかへ取り出さなくてはいけません。

その時のレベルで「これはダメだ」と削除していると、思考が小さくまとまるか、せっかくのアイデアが消えてしまいます。

だから紙に書くことが重要なのです。

頭が混乱していればしているほど、書き出してみると整理されていきます。

注意点

とっても便利で親切な紙とペンですが注意点もあります。

読めない

急いで書くと読めない時があります。

また思いついて書くと、前後の状況が書いてないので何を意味する言葉だったのか忘れてしまいがちです。

紙に書いた後は改めてどこかに整理する必要があるでしょう。

この点はデジタルの方が優れているかもしれません。

検索できない

当然ですが検索できません。

以下のような工夫はできます。

・タグシールを貼る

・紙の色分けをする

・タイトルをつける

・目次や索引を作成する

しかしどれも面倒でしょう。

その点デジタルはキーワードを入れるだけで検索してくれるので、管理しておかなくてもある程度使うことはできます。

場所をとる

紙の最大の弱点。

それは物理スペースを取ること。

整理するルールや手順を定めておかないと、どんどん溜まっていく一方で、使えないゴミの山ができてしまいます。

まとめ

・デジタル全盛だが、紙とペンにも長所あり

・特に思考の整理やアイデア出しには有効

・PCやスマホと合わせて使うことで効果アップ

ということで今回は紙とペンの親切さについてご紹介しました。

個人的には使い方の幅が広い、自由度が高いというところに魅力を感じています。

親切をする時にもその人に合わせた親切を心がけていきたいですね。

ではまた!

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